北極紫微大帝(ほっきょくしびたいてい)は、北極星を中心とした紫微宮に住む、北極星が神格化された道教の神。四御の一柱である。紫微大帝は紫微宮に住むことから起因した名。「中天北極紫微大帝」、「北斗真君」とも呼ばれる。
その昔、周御国王の王妃の紫光夫人(しこうふじん)が生まれた9人の子供の中の次男。長兄は天皇大帝。
元始天尊の第五化身ともいい、玉皇大帝の命令を受けて、雨・風や星の動きなどの自然界の諸現象、さらには全ての鬼神たちを一人統括する。極めて高位の神。干支の神ともされる。神怪小説『封神演義』では、姫伯邑考が中天北極紫微大帝に封ぜられている。
私的注釈[編集]
この神は伏羲と炎帝を併せたような神だと感じる。
関連項目[編集]