神に礼拝する王
提供: Bellis Wiki
アナトリア考古学博物館所蔵のヒッタイトの壁画から、神々に関するもの等をいくつか挙げてみる。
神に礼拝する王(King offering to god.)
これは「神に礼拝するスルメリ王」の壁画と言われているが、おそらく左側は天候神テシュブ、その右側が妻である太陽神ヘバトと息子のシャッルマと思われる。ヘバトは夫テシュブに酒を捧げている。ヘバトにはひげがなく、スカートを履いていることから女神だと分かる。紀元前19世紀頃
left side:king, right side:Teshub(Tarhunt or Taru etc.)
左側が礼拝する王、右側が天候神テシュブと思われる。
左側が礼拝する王、右側が月神クシュフと思われる。帽子の頂点に三日月を戴き、背中には翼が生えている。
その他
I think Hebat, she wears sun-wings hat.
翼の生えた太陽帽を被っているヘバト女神
ネズミのアポローン?(ヒッタイトのアパリウナス)、紀元前8世紀後半
その他
最高神が女神だということだけでなく、女性兵士の姿がみられる等、社会的に女性の地位が高かったことが覗われる。
関連項目
- M神列伝1:ヒエログリフ
- リングと太陽の鳥
- ピレウス帽:ヒッタイトの帽子についての一考察
画像提供サイト
- Dick Osseman: I thank pictures of site so very much.