中国神話で干魃を起こす神は、[[魃]]という女神である。彼女は元は天の女神だったが、[[蚩尤]]と戦ってその後遺症で地上に残り天に帰れなくなり、干魃を起こす神となった、とされている。この話は捜神記感十九における「大蛇を退治した娘」の類話であって、
* '''女神が犬神などを供にして悪神(蛇神だったり巨人神だったりする)を倒す。'''(捜神記の内容については''[[伊奴姫神#.E5.A4.A7.E8.9B.87.E3.82.92.E9.80.80.E6.B2.BB.E3.81.97.E3.81.9F.E5.A8.98.E3.83.BB.E6.8D.9C.E7.A5.9E.E8.A8.98|伊奴姫神]]''参照のこと。)
という話が原型だったと考える。犬神の起原はミャオ族神話の盤瓠犬であり、女神は盤瓠を犬神に再生させた再生女神である。という話が原型だったと考える。犬神の起原は[[ミャオ族]]神話の[[盤瓠]]犬であり、女神は[[盤瓠]]を犬神に再生させた再生女神である。この再生女神は元々魃女神とは別の女神だったと考えるが、それが魃女神に置き換えられてしまっていると考える。* '''再生女神、[[盤瓠]]的犬神、蚩尤(悪神)'''という構図が* '''[[魃]]女神、[[応竜]]、[[蚩尤]](悪神)'''に変えられてしまっているのだ。神話の上では[[魃]]女神は蚩尤を倒す前は再生女神のように見えるが、倒した後は[[魃]]女神となって、人々に災いを起こす、とされてしまったように思う。これはむしろ蚩尤を倒したことで[[魃]]女神の変身が解けてしまって、元の姿に戻ってしまった、というべきかもしれないと考える。この[[魃]]女神は、このように再生女神と習合して悪神と「戦う女神」とされることもあるし、悪神の側と習合して、悪神と供に「干魃を起こす」とされることもあるように思う。伝承の「立ち位置が」定まっておらず一貫性のない女神と言える。 [[ミャオ族]]の伝承の中には「ポ・トゥン」という森に住む恐ろしい老婆(日本でいうところの山姥)のような女性が登場する。
=== 付加された八束水臣津野命 ===