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=== 李氷の揚子江治水 ===
漢代『蜀王本紀』に、「江水が水害になった。蜀守李氷は'''石犀'''を五つ作って、水精を制圧した」とある。「石」というものは神話的に「死んだもの」を暗喩する表現である。犀龍のように「水神」となった女神も「吊された女神」であって死者であることを暗喩する。これも「グミヤーの天地創造」、「小泉小太郎」の類話と考える。千曲市では、水害ではなく、干魃のさいに、石臼を水に沈めたそうである。これは石臼の女神が「犀の神」でもあり、この場合は「火」の性質が強くて干魃が起きると考えられて、それを水の力で鎮めようとしたものであろうか。
 
下諏訪には「火の雨」が降った際に、ババ穴、ジジ穴といわれる'''石'''造りの古墳に逃げ込んだ人々だけが助かった、という伝承がある。台湾では、人類の始祖は「岩」から生まれた男女である、という伝承が多い。「石の女神」は「死した母女神」であった、という点で両者は共通している。
=== 私的考察 ===

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