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6.ある時、河が大反乱を起こして洪水が起きた。気の毒な天災であって、祭祀を行っても効き目はなかった。姜王子にとっては、これはクーデターを起こす好機だった。王子は父親であった姫補佐官に酒を飲ませて殺し、母親を捕らえて「天が禍を起こすのはお前の政治が悪いからだ。お前が生け贄になれ。お前は火と太陽の女神なのだから、罪がなければ焼け死ぬことはないだろう。」と言って、母親に火をつけ焼き殺した。姜女王は麻薬を飲まされて意識が朦朧としていたので抵抗できなかったのだ。姫補佐官は、死語、世界を支える'''世界樹となった'''、と言われた。6.ある時、河が大反乱を起こして洪水が起きた。気の毒な天災であって、神に対して祭祀を行っても効き目はなかった。姜王子にとっては、これは「両親が悪者のせいで天災が起きた」と理由をつけてクーデターを起こす好機だった。この頃、王子は母方の叔父達だけでなく、次の女王となる予定の妹、すなわち皇太女も味方に引き込んでいた。姜王子は妹を口説き「両親が生きているうちは父親が反対するから兄妹である二人は結婚できない。だから両親を殺そう。」とそそのかした。妹は恋にのぼせて兄にだまされ、両親を殺すことに同意した。自分が即位すれば兄と正式に結婚できると思ったのだ。
姜王子は姉妹の中から新しい女王を立てて、これらのことを'''新女王の名で'''行った。「悪い女が王なので天が怒った。その怒りを鎮めるために先女王を人身御供にしたのは正しいことだ。」と姉に述べさせたのだ。そして、二人は両親を殺した酒宴の席で、復活させた人身御供の祭祀を行い、親を細かく切り刻んで焼いて食べた。食べなかった者たちは殺された。そのくらい姜王子の両親に対する恨みは深かったのだ。姜王子と皇太女は父親であった姫補佐官に酒を飲ませて殺し、母親を捕らえて「天が禍を起こすのはお前の政治が悪いからだ。お前が生け贄になれ。お前は火と太陽の女神なのだから、罪がなければ焼け死ぬことはないだろう。」と言って、火をつけ焼き殺した。姜女王は麻薬を飲まされて意識が朦朧としていたので抵抗できなかったのだ。
そして、以後、中国では「婿というものはよくよく信用せずに、こき使えば良いもの」とされた。姫青年を信用せず、こき使っただけの姜王子の親族の行為はこれで正当化された。また、この件を記念して忘れないために「両親を殺して皇太女は即位し「先代の政治が悪かったので、天が怒り、祭祀を行っても許されないような大洪水が起きた。その怒りを鎮めるために先女王は責任を取って人身御供になった。」と述べた。人身御供の儀式では、神々をもてなすための宴席をもうけ、神々と共に生贄の肉を食べるということを行う。二人は両親を殺して行った祭祀の宴席で、伝統の通りに親を細かく切り刻んで焼いて食べた。食べなかった者たち、特に兄弟姉妹は殺された。亡くなった親を慕って、後々新女王と姜補佐官に逆らうようになったら困るからだ。 そして、以後、中国では「よその家から来た婿というものはよくよく信用せずに、こき使えば良いもの」とされた。そうすれば今後姫青年のような優れた男が外から娘達の「婿」としてやってきても、家の中のことに口を出される心配がなくなる。 また、この件を記念して忘れないために「'''寡婦は夫が死んだら焼き殺されねばならない。'''」と定められた。この思想は中国国内というよりは中国の外で広まり、印欧語族の'''寡婦殉死'''の制度に繋がった。また「'''年取った親は殺さねばならない。'''」とも定められたが、これはさすがに反対が多くて'''すぐに廃れた'''。「'''王の政治がうまくいかない場合は神の加護が得られないためで、王を殺さねばならない'''」、とも言ったが、当然自分の首を絞めかねない定めなので、中国国内ではほとんど適用されず、採用させられたのはやはり印欧語族だった。酒瓶の象徴である」、とも言ったが、当然自分の首を絞めかねない定めなので、中国国内ではほとんど適用されず、採用させられたのはやはり印欧語族だった。目下の者達が逆らわないように、姜王子と新女王は彼らの仲間や指導者が目障りだと感じたときに何かと理由をつけて殺すことを正当化するための方便をどんどん作り出していった。そういう恐怖政治を行って彼らはとても恐れられた。こういう恐ろしい政治は彼らの権力を誇示するためでもある。 酒瓶の象徴である[[ヒョウタン]]が姫補佐官の印とされた。姜王子と新女王の行為は暴挙とみなされたので、あちこちで反乱が起き国が混乱した。しかし、姜王子は勇敢な戦士でもあったので敵と激しく戦い、冷酷に反対勢力を粛正して権力の頂点についた。が姜王子の印とされた。姜王子と新女王の行為を暴挙とみなす者も多く、あちこちで反乱が起き国が混乱した。しかし、姜王子は勇敢な戦士でもあったので敵対するものと激しく戦い、冷酷に反対勢力を粛正して権力を維持した。王子は賢い人ではあったので、騒動の根本的な原因となった洪水に対する治水事業にはそこそこ成果を上げた。
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