ルカイ族

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ルカイ族(ルカイぞく、Rukai、中国語:魯凱族)は、台湾原住民の一つ。台東県[1]、屏東県、高雄市に約12,000人が分布している。パイワン族と類似した貴族制度を有し、会所制度を有す父系社会である。独自の言語のルカイ語を有す。

かつて、日本統治時代の初期は、ツァリセン族(Tsarisen)とも呼ばれたが、その中には一部のパイワン族(ラバル社およびブツル社)も含まれていた。その後、民族学者らの研究により、言語や風習、帰属意識などをもとに名称を改め、分離されることになった。「ツァリセン[2]」とは「山の坂に住む人」を意味する呼称である。

犬祖の伝承

現時、本社の所在する地は、太古において一つの大きな池なりき。ある日、どこからか1匹の霊犬・プヌグが来て水を飲んだところ、水がたちまち減じて底より2個の石が現れた。その石が破れて男女が誕生し、マガ社の祖先となった[3]

私的解説

プヌグという名は中国神話の「盤瓠」、「伏羲」に通じると考える。

外部リンク

脚注

  1. 卑南郷東興村に台東県で唯一ルカイ族の住むタロマク村がある。
  2. ローマ字ではtsarisenまたはcalisianとなり、ルカイおよび近隣のパイワンにおいて似た言葉が共通に使われていた。
  3. ルカイ族下三社群マガ社、神々の物語、台湾原住民文学選5、神村徹編、草風館、2006年8月1日出版、p99