[[弥加宜神社]]は'''[[蛇頭松姫大神]]'''の尾が流れ着いた場所とされる。
=== 鍛冶と人身御供・炉姑(ルークー) ===
<blockquote>あるところに腕の良い鍛冶屋がいた。珍珠(真珠という意味)という美しい娘がいた。近くに「鉄山」という山があった。ある時、鉄山にぱっと光が走って'''鉄牛'''が出現した。これが畑の作物を食い荒らす巨大な牛だった。人々は牛を捕らえたが、手伝ったため傷つけることができなかった。役所の長官は鍛冶屋を集めて、鉄牛を溶かしてしまうよう命じた。巨大な溶鉱炉を作って鉄牛を中に入れ、火をたいたが鉄牛は全く溶けなかった。珍珠はむかしの人が炉に跳びこんで鉄を溶かした、という話を思い出した。娘が自分の帯をほどいて炉に投げ込むと、帯は牛の角にひっかかり角は溶けた。</blockquote>
==== 私的考察 ====