「ミャオ族系」の話であり、「雲井の雁」は「服も着ないなんてだらしがないし、夫の肋骨から生まれた妻と夫の当人同士の結婚なんてなんの益にもならない」と言いたかったのではないだろうか<ref>こうして見ていくと、毒吐き紫式部こそが世界に日本が誇れる'''「蠱術」の天才'''だという気がしてくるのだが。「創世記」から「ミャオ族神話」まで守備範囲が広すぎである。ミャオ族は文字を持たなかったので、壺で蠱術をほどこすしかなかったが、日本人は独自の「文字」を獲得したので、書いた'''言霊'''を駆使した独特の「蠱術」を独自に発展させた、といえるのかもしれない。</ref>。
ともかく、この'''醸鬼'''(邪鬼)という概念はかなりグローバル的に広範囲に、少なくともここ2000年くらいには認められる概念と思われるので、蠱毒に関係するし、漢民族の影響というよりは、元々ミャオ族にあった概念ではないだろうか、と考える。(邪鬼)という概念はかなりグローバル的に広範囲に、少なくともここ2000年くらいには認められる概念と思われるので、蠱毒に関係するし、漢民族の影響というよりは、元々ミャオ族にあった概念ではないだろうか、と考える。よそ者やコミュニティーになじまない者を「あいつは醸鬼だ」というのは、'''スケープゴート'''でもあるし、使用者そのものが言葉によって呪いをかける'''醸鬼そのもの'''ではないかと考える。
「ニキビ」の俗信についても「こぶとりじいさん」を彷彿とさせ、これもまた広い範囲で古くからみられる説話である。