差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
338 バイト追加 、 2024年12月5日 (木) 19:58
竹を燃やすことで、それまで話すことができなかった人類が話すことができるようになった、のは良いのだが、誰か重要な先祖を「'''竹になぞらえて焼き殺してしまった'''」のではないか、とうかがえる伝承であると思う。現世パート1で「種の家」が焼かれてしまったのと同じことを意味する伝承が、ここでもう1回語られているように思う<ref group="私注">しかし、竹に相談事をしたりしているのに、その一方で平気で燃やしてしまったりしている点については、やや「'''虫が良すぎるのではないか'''」という感がする。植物を擬人化するのではなく、'''人間を擬植物化'''して、話の残酷さを軽減し、人間が人間を殺すことについての良心の抵抗を減じさせるような神話は、個人的な感想ではあるが、管理人があまり好むところではない。</ref>。
 
七人の爺さんと、七人の婆さんのくだりは、社会が階層化して、人々をまとめるリーダーというか、管理職が登場したことを示すように思う。「七人」という数字から、このリーダー達が天の中心の「北斗七星」になぞらえて選ばれたことが分かる。
== 私的注釈 ==

案内メニュー