天の主神'''[[エンリル]]の随獣'''であり彼に仕えていたが、主神権の簒奪を目論み、その象徴である'''「天命の書版(Tablet of Destinies (mythic item))」を盗み出し'''てしまう。この話はいくつかバージョンがあり、あるバージョンでは、「天命の書板」を取り返すために神々が[[ルガルバンダ]]を送り込み、彼がズーを殺したことになっており<sup>''(要出典、2018年2月)''</sup>、また別のバージョンでは、エアと[[ベレト・イリ]]が[[ニヌルタ]]を書板の奪還に向かわせたという。また、[[アッシュールバニパル]]の讃歌では、[[マルドゥク]]がズーの討伐を命じられている。
ステファニー・ダリーは『メソポタミア神話(Myths from Mesopotamia)』の中で、「『アンズー叙事詩』は主に2つのバージョンで知られている。前2000年初頭の古バビロニア版では、主人公はニンギルスとされており、前1000年の『標準バビロニア』版では、最も有名なバージョンで、主人公はニヌルタである。」と記述している。