=== 昔話 ===
* [[桃太郎]] - [[サル]]、[[イヌ]]と共に登場する動物として広く知られている。
* 石川県や長野県の[[民話]]に登場し、「キジも鳴かずば、撃たれまいに」のシーンがある([[犀川 (長野県)]]も参照)。石川県や長野県の民話に登場し、「キジも鳴かずば、撃たれまいに」のシーンがある。
=== 俳句・短歌・和歌 ===
* [[奈良時代]]から「雉」が『[[万葉集]]』で6首詠まれている奈良時代から「雉」が『万葉集』で6首詠まれている<ref name="野鳥の名前 (2008)、120-121頁" />。* 『[[徒然草]]』に「満開の紅梅の枝に鳥を一番添えて」との一文。この鳥は鷹狩りの報奨としての獲物のことで、雉は最も喜ばれた『徒然草』に「満開の紅梅の枝に鳥を一番添えて」との一文。この鳥は鷹狩りの報奨としての獲物のことで、雉は最も喜ばれた<ref>現代語訳 徒然草 66段 出版社 角川株式会社</ref>。* 「青山に鵺は鳴きぬ さ野つ鳥 雉はとよむ 庭つ鳥 鶏は鳴く」 - 『[[古事記]]』上巻歌謡二『古事記』上巻歌謡二* 「むさし野の雉子やいかに子を思うけぶりのやみに声まどうなり」 - 『[[夫木和歌抄]]』([[後鳥羽天皇|後鳥羽院]])『夫木和歌抄』(後鳥羽院)
* 「父母の しきりに恋し 雉子の声」 - [[1688年]]に[[松尾芭蕉]]が詠んだ句。
* 「春の野に若菜摘みつつ雉の声 きけば昔の思ほゆらくに」 - 『良寛歌集』([[良寛]])