== 私的考察 ==
ディオニューソスは月に住んでいるわけではないのだが、月の女神である[[アルテミス]]の化身の熊を使役したり、[[アルテミス]]の巫女ともいえる[[マイナデス]]を信徒としている。人々を狂気に落とし入れる神でもあり、「月」と非常に関連が深い神である。他者を殺す神である点は、日本神話の[[月読命]]と類似している。その点は[[黄帝型神]]、といえるかもしれない。また、彼の「殺戮」には[[人身御供]]の意味も伴うように思う。植物神であるところは「[[炎帝型神]]」といえる。
また、ディオニューソスは「二度生まれた者」と言われており、インド神話のヴィシュヌに類似した神といえるように思う。また、北欧神話のオーディンにも通じる神ではないだろうか。
== 参考文献 ==
* [[月読命]]:月神かつ植物神であり、この神の化身の月桂樹から[[不老不死の薬]]が作られる。
* [[人身御供]]
* [[マイナス (ギリシア神話)|マイナデス]]:ディオニューソスの女信徒とされる。** [[アルテミス]]:マイナデスの上位の女神といえる。
* [[アリアドネー]]:ディオニューソスの妻とされる女神。
[[category:植物神]]
[[category:樹木神]]
[[category:月神]]
[[category:酒神]]
[[category:破壊神]]