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、 2022年10月13日 (木) 00:26
'''ヨシ'''または'''アシ'''(葦、芦、蘆、葭、[[学名]]: {{Snamei|Phragmites australis}})は、[[イネ科]][[ヨシ属]]の[[多年草]]。河川および湖沼の水際に背の高い群落を形成する。[[日本]]では[[セイコノヨシ]]({{Snamei|P. karka}} (Retz.) Trin.)および[[ツルヨシ]]({{Snamei|P. japonica}} Steud.)を別種とする扱いが主流である。
英語では一般的にリード (reed) と称されるが、湿地に生える背の高い草の全般も同じスペリングで{{仮リンク|リード (植物)|label=リード|en|Reed (plant)}} (reed) と総称される。本種のみを示す場合は、common reed と称される。
== 日本語における原名 ==
和名'''ヨシ'''の由来は、もともと本来の呼び名は'''[[アシ]]'''であったが、「悪し」に通じるため、「ヨシ」と言い換えられたものである{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}。日本の在来植物で、『[[日本書紀]]』に著れる日本の別名「[[豊葦原千五百秋瑞穂国]]」とあるように{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}、およそ[[平安時代]]までは「アシ」と呼ばれていたようである。『[[更級日記]]』においても[[関東平野]]の光景を「[[武蔵野]]の名花と聞く[[ムラサキ]]も咲いておらず、アシや[[オギ]]が馬上の人が隠れるほどに生い茂っている」と書かれている。
[[8世紀]]、日本で[[律令制]]が布かれて全国に及び、[[人名]]や[[土地]]の[[名前]]に[[縁起]]のよい[[漢字]]2字を用いる[[好字]]が一般化した。「アシ」についても「悪し」を想起させ縁起が悪いとし、「悪し」の反対の意味の「良し」に変え、「葦原」が「吉原」になるなどし、「ヨシ」となった。このような経緯のため「アシ」「ヨシ」の呼び方の違いは地域により変わるのではなく、新旧の違いでしか無い。現在も標準的な[[和名]]としては、ヨシが用いられる。これらの名はよく似た姿のイネ科にも流用され、[[クサヨシ]]、[[アイアシ]]など和名にも使われている。
[[関西地方]]では、お金を意味する「お足」に通じるため、「アシ」の名前が残されている{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}。
== 特徴 ==
大型の[[多年草]]{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。河川、湖沼などの水辺に、背の高い大[[群落]]をつくる{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}。地中には長く這う類白色の[[地下茎]]があり、節からひげ根を出し{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}、条件がよければ一年に約5[[メートル]] (m) 伸びる。
垂直になった[[茎]]は高さ1.5 - 3 mになり{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}、暑い[[夏]]ほどよく生長する。地上茎は中空で直立し、[[葉]]は線形で茎に斜めについて[[互生]]する{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}。ツルヨシと違い、茎の節部には毛はない{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}。茎から直接葉が伸びており、高さ20 - 50[[センチメートル]] (cm) 、幅2 - 3 cmで細長く、葉の先端は垂れる{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}。葉の基部は茎を囲む葉鞘となり、茎から離れて葉身となる{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。葉身の基部の両側に、[[葉耳]](ようじ)とよばれる小さな耳状に張り出した突起部があり{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}、葉鞘口部には毛が列をなして生えているのが特徴である{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。
花期は夏から秋(8 - 10月)で{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2012|p=217}}、茎の頂から穂が出て{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}、[[花]]は暗紫色から黄褐色で{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}、小穂が多数ついた長さ15 - 40 cmの[[円錐花序]]に密集している{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}。花序は[[ススキ]]のように片側になびくことがない{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2012|p=217}}。小穂は2 - 4個の小花があり、第1小花は雄性花、その他は両性花で基部に毛を密生する{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2012|p=217}}。[[果実]]は[[穎果]]で、形は線状の楕円形をしており、熟すと小穂とほぼ同じ長さの白毛がつき、護頴の先から伸びて芒のように見える{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2012|p=217}}。
ヨシは風が吹いて地面に倒されても、茎が柔軟なため折れることがなく、やがて起き上がって上に向かって生長する{{sfn|藤井義晴|2019|p=148}}。また、ヨシは他の植物が生えない純群落をつくる{{sfn|藤井義晴|2019|p=148}}。ヨシの[[アレロパシー]]については、大量に含まれる[[没食子酸]]が分解して、[[メソシュウ酸]](MOA)という物質が生成され、これが雑草の発生を抑制する[[アレロケミカル]]として報告されている{{sfn|藤井義晴|2019|p=146}}。没食子酸は、多くの植物に含まれている代表的な加水分解性[[タンニン]]である{{sfn|藤井義晴|2019|p=146}}。また、メソシュウ酸は、別名タルトロン酸または、2-ヒドロキシン酸ともよばれ、大量に体内に摂取されると毒性がある物質である{{sfn|藤井義晴|2019|p=146}}。
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ファイル:Phragmites australis rhizome kz.jpg|[[地下茎]]
ファイル:Roseau du bord de Saône 2.jpg|[[葉]]
ファイル:Phragmites australis blossom.jpg|[[穂]]
</gallery>
類似種に[[ツルヨシ]]があり、地表に[[匍匐茎]]を伸ばして節に毛があり、葉身の基部は耳状に突き出ず、葉鞘の上部が赤紫であるところが相違点である{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。
== 分布・生育地 ==
世界の[[温帯]]から[[亜寒帯]]にかけて、広く分布する{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}。[[日本]]では[[北海道]]、[[本州]]、[[四国]]、[[九州]]、[[沖縄]]に分布する{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2012|p=217}}。
各地の[[池]][[沼]]、[[河岸]]、[[湿地]]など、水辺に自生する{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}。塩分に耐える性質があり{{sfn|近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|2010|p=238}}、主として[[河川]]の下流域から[[汽水]]域上部、あるいは[[干潟]]の陸側に広大な茂み([[ヨシ原]])を作り、場合によってはそれは最高100[[ヘクタール]] (ha) に及ぶ。根本は水につかるが、水から出ることもあり、特に干潟では[[干潮]]時には干上がる。水流の少ないところに育ち、多数の茎が水中に並び立つことから、その根本には[[泥]]が溜まりやすい。
他方で、その茎は多くの[[動物]]の住みかや隠れ場としても利用される。[[ヨーロッパ]]と[[アジア]]では特に、[[ヒゲガラ]]、[[ヨシキリ]]、[[サンカノゴイ]]、[[オオジュリン]]といった[[鳥類]]と関わりが深い。泥の表面には[[巻き貝]]や[[カニ]]などが多数生息する。[[アシハラガニ]]はこの環境からその名をもらっている。
日本においては、もともと歴史的に湿地はヨシが生い茂るヨシ原であったが、干拓して水田とした経緯から、水田を放棄してしまうとヨシ原へと変遷してしまう{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}。
=== 帰化の問題 ===
[[北米]]では、ヨシはヨーロッパからの[[帰化種]]だという[[俗信]]が広がっている。しかし、ヨーロッパ人の移民以前に北米大陸にヨシがあったという証拠が存在している。もっとも、[[遺伝子]]を見る以外ではほとんど見分けが付かないヨーロッパ型は、北米在来型よりもよく育つため、北米でヨーロッパ型ヨシが増加している<ref>Saltonstall, K. 2002. Cryptic invasion by a non-native genotype of the common reed, Phragmites australis into North America. Proc Natl Acad Sci 99(4): 2445-2449.</ref>。これが固有種を含む他の湿地帯の植物に深刻な問題を引きおこしている。
最近の研究により、移入型と在来型の形態の違いが明らかになった。ユーラシア遺伝子型は北米遺伝子型に較べて短い[[葉舌]](1.0mm未満)、短い[[穎]](約3.2mm以下)を持ち、茎の特徴で区別される。近年、北米型は {{Snamei|P. a.}} subsp. {{Snamei|americanus}} Saltonstall, Peterson, and Soreng という[[亜種]]に分類され、ユーラシア型は{{Snamei|P. a.}} subsp. {{Snamei|australis}} と呼ばれている。
学名として {{Snamei|Arundo phragmites}} L.([[基礎異名]])、{{Snamei|Phragmites altissimus}}、{{Snamei|P. berlandieri}}、{{Snamei|P. communis}}、{{Snamei|P. dioicus}}、{{Snamei|P. maximus}}、{{Snamei|P. vulgaris}} とも呼ばれていた。
== 人とのかかわり ==
[[ファイル:Hirafuku inaba06s2816.jpg|thumb|すだれ]]
[[ファイル:Herons et roseaux Suzuki.jpg|thumb|鷺と葦([[鈴木春信]]・画、18世紀)]]
=== 利用 ===
まっすぐに伸びる茎は木化し、[[竹]]ほどではないにせよ材として活用できる。古くから様々な形で利用され、親しまれた。日本では[[稲刈り]]の後に[[芦刈]]が行われ、各地の風物詩となっていた。軽くて丈夫な棒としてさまざまに用いられ、特に葦の茎で作った[[すだれ]]は[[葦簀]](よしず)と呼ばれ昔から利用されてきた{{sfn|鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|2012|p=217}}。また、屋根材としても最適で[[茅葺]]民家の葺き替えに現在でも使われている。
====船====
[[日本神話]]では[[ヒルコ]]が葦舟で流される。最近では、葦舟の製作も[[市民活動]]として行われるようになってきている。ちなみに、南米で葦舟といわれるのは、この葦ではなく、[[カヤツリグサ科]]の[[フトイ]]の仲間で、古代エジプトにおいても同じく[[カヤツリグサ科]]の[[パピルス]]を使っている。
====楽器====
葦の茎は竹同様に中空なので、[[笛]]として加工するにもよく、[[葦笛]]というのがある。西洋の[[パンフルート]]は、長さの異なる葦笛を並べたものである。[[ギリシャ神話]]においては、妖精シュリンクスが牧神パンに追われて葦に身を変えたところ、風を受けて音がなったため牧神パンによって笛に変えられたという逸話から、その名が付けられている。古代中国における楽器、[[簫]](しょう)も同じ系統である。
また、[[篳篥]]の「舌」、中東の[[クラリネット]]に似た{{仮リンク|シプシ|en|Sipsi}}と呼ばれる楽器や[[ズルナ]]、西洋[[木管楽器]]の振動音源部「[[リード (楽器)|リード]]」としても活用される。勘違いされるが、英語で葦を意味するリードには幾つかの種が含まれ、本種も音源のリードに使用されるが、多くの西洋楽器のリードに使われるのは[[ダンチク]](ジャイアント リード)という種である。
====紙====
[[製紙]]原料のヨシ[[パルプ]]については、[[中華人民共和国|中国]][[湖南省]]の[[洞庭湖]]周辺や[[上海市]]の[[崇明島]]などで実用化され、[[トイレットペーパー]]や紙コップなどに加工されている他、旧[[ソ連]]や[[ルーマニア]]で製造工場が稼動していたことがあり、日本国内においても、[[滋賀県]]の[[琵琶湖]]産のものなどが[[名刺]]や[[ハガキ]]用に少量生産されている。
==== 生薬 ====
根茎を乾燥したものは[[生薬]]になり、'''蘆根'''(ろこん)と称して、[[漢方]]では[[利尿]]、消炎、止渇、鎮吐に処方されている{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。蘆根は、秋に根茎を掘り採って水洗いし、細根を取り除いて長さ2 cmほどに刻み、むしろに広げて天日乾燥させて調製される{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。[[民間療法]]では、[[むくみ]]、[[吐き気]]止めの薬として利用され、1回量5 - 10[[グラム]]を水200 [[立方センチメートル|cc]]で半量になるまで煎じて頓服される{{sfn|馬場篤|1996|p=113}}。
==== 肥料 ====
かつての日本では、ヨシを刈り取って[[水田]]に敷き草とし、アシから出る黒い汁で[[雑草]]の発生を抑止するのに利用した。また同時に、敷き草にしたヨシは分解されて、稲の[[肥料]]にもなった{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}。[[奈良時代]]初期に編纂されたという『[[播磨風土記]]』の中に「敷き草の村」という記載が残されており、昔からヨシのような草を刈り取って水田に敷き、肥料に利用していたことがわかる{{sfn|藤井義晴|2019|p=145}}。
====その他====
この他にも、燃料、食料、漁具、葦ペン、ヨシパルプなどの用途があり、現在でも利用されるものや、研究が行われているものもある<ref>{{Cite book|和書
|author = 西川嘉廣
|title = ヨシの文化史 : 水辺から見た松江の暮らし
|year = 2002
|publisher = [[サンライズ出版]]
|series = 淡海文庫
|id =
|isbn = 4-88325-133-0
|oclc =
|page =
}}</ref>。
近年ヨシ原は、浅い水辺の埋め立てや河川改修などにより失われることが多くなり、その面積を大きく減らしている。ヨシ原は、[[自然浄化作用]]を持ち、多くの生物のよりどころとなっているため、その価値が再評価されてきており、ヨシ原復元の事業が行われている地域もある。
=== 文学 ===
ヨーロッパ文学において有名な葦に関する言葉に、[[ブレーズ・パスカル]]の『[[パンセ]]』の中にある「[[人間は考える葦]](roseau pensant)である」という文がある{{sfn|藤井義晴|2019|p=147}}。[[ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ]]の[[寓話]]「オークと葦」(Le chêne et le roseau)では傲慢な[[オーク]]が倒れてしまったのに対し、倒れないように自ら折れて風雨を凌いだ葦の姿が描かれている。
また、[[古事記]]の天地のはじめには最初の二柱の神が生まれる様子を「葦牙のごと萌えあがる物に因りて」と書き表した。葦牙とは、葦の芽のことをいう。その二柱の神がつくった島々は「豊葦原の千秋の長五百秋の水穂の国」といわれた。これにより、日本の古名は[[豊葦原瑞穂国|豊葦原瑞穂の国]]という。[[更級日記]]では関東平野の光景を「武蔵野の名花と聞く[[ムラサキ]]も咲いておらず、アシや[[オギ]]が馬上の人が隠れるほどに生い茂っている」と書き残し、[[江戸幕府]]の命で遊郭が一か所に集められた場所もアシの茂る湿地だったため葭原(よしはら)と名づけられ、後に縁起を担いで[[吉原 (東京都)|吉原]]と改められた。
[[古代エジプト]]の[[死者の書 (古代エジプト)|死者の書]]に書かれる人が死後に行くことができる[[楽園]][[アアル]]は葦が繁る[[原野]]である。
===短歌===
:''海原のゆたけき見つつ蘆が散る難波に年は経ぬべく思ほゆ''。:『[[万葉集]]』の[[大伴家持]]
[[万葉集]]では、蘆、葦、安之、阿之という書き方で50首におよび詠まれている。和歌において様々な異名が用いられるのも特徴で、ハマオギ、ヒムログサ、タマエグサ、ナニワグサといった別名が使われるほか、方言ではスゴロ(青森)、アセ(和歌山)、コキ(鳴海)、トボシ(垂水)、ヒーヒーダケ(串木野)という言葉が一部に未だ残っている。
===ことわざ===
「[[大阪#「大坂」地名発生以前の大坂|難波]]の葦(アシ)は[[伊勢国|伊勢]]の浜荻(ハマオギ)」は、物の名前が地方によって様々に異なることをいう。平安末期の[[住吉杜歌合]]において、[[藤原俊成]]の言で「難波の方ではあしとだけいい、東(あづま)の方では、よしともいう」とあり、また「伊勢志摩では、はまをぎ(ハマオギ)と名づけられている」と書き残されている。
「葦の髄から天井をのぞく」とは、せまい了見では物事を捕らえることはできないという意味。中国の[[荘子]]にある「管を以て天を窺う」という言葉と同じ意味を持つ。
「すべての風になびく葦」とは[[フランス]]のことわざで、都合によって節操をかえることを指す。
「折れた葦」「葦によりかかる」の両方とも[[イギリス]]のことわざで、「あてにならない」という意である。[[旧約聖書]]列王記においてもエジプトを折れかけのアシに例えて、頼ってはならないという同様の意味で使われている。ヨーロッパにおいてアシはその弱さを人間性の一面と見る向きがあるが、一方では「葦が矢となる」ということわざがあり、実際にその茎の特性から矢として使用されたこともある。前述の寓話を元にした「嵐がくればオークは倒れるが、葦は立っている」ということわざもあり、ヨーロッパにおいてアシは弱さと同時に強かな存在とされていた<ref>{{Cite book|和書
|author = 足田輝一編
|editor =
|title = 植物ことわざ事典
|year = 1995
|publisher = [[東京堂出版]]
|id =
|isbn = 4-490-10394-8
|oclc =
|page =
}}</ref>。
== 画像 ==
<gallery>
ファイル:Phragmites australis Schilfrohr.jpg|冬に穂が残るヨシ
ファイル:Phragmites australis1.jpg|葦の花([[フランス]])
ファイル:Riet Phragmites australis planten.jpg|初夏の葦
ファイル:河川敷に広がる葦原.JPG|河川敷に広がる葦原(冬~春)
</gallery>
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
== 参考文献 == <!-- {{Cite book}}、{{Cite journal}} -->
* {{Cite book|和書|author =近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著|title = 花と葉で見わける野草|date = 2010-04-10|publisher = [[小学館]]|isbn = 978-4-09-208303-5|page = 238|ref =harv}}
* {{Cite book|和書|author = 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文|title =草木の種子と果実|date = 2012-09-28|publisher = [[誠文堂新光社]]|series = ネイチャーウォッチングガイドブック|isbn =978-4-416-71219-1|page =217 |ref=harv}}
* {{Cite book|和書
|author = 平野隆久写真
|others = 林弥栄監修
|title = 野に咲く花
|year = 1989
|publisher = [[山と溪谷社]]
|series = 山溪ハンディ図鑑
|isbn = 4-635-07001-8
|page = 538
}}
* {{Cite book|和書
|author = 木場英久・茨木靖・[[勝山輝男]]
|title = イネ科ハンドブック
|year = 2011
|publisher = [[文一総合出版]]
|isbn = 978-4-8299-1078-8
|page = 84
}}
* {{Cite book|和書|author = 馬場篤|others = 大貫茂(写真)|title = 薬草500種-栽培から効用まで|date = 1996-09-27|publisher = [[誠文堂新光社]]|isbn = 4-416-49618-4|page =113|ref=harv}}
* {{Cite book|和書|author =[[藤井義晴]]|title= ヘンな名前の植物—ヘクソカズラは本当にくさいのか|date=2019-04-30|publisher=[[化学同人]]|isbn= 978-4-7598-1989-2|pages =145 - 148|ref=harv}}
== 関連項目 ==
{{Sisterlinks|葦
| wikt = よし
| n = no
| v = no
| species = Phragmites australis
}}
* [[楔形文字]]
*[[大祓]](茅の輪くぐり)
== 外部リンク == <!-- {{Cite web}} -->
* {{ITIS
|ID = 41072
|taxon = ''Phragmites australis'' (Cav.) Trin. ex Steud.
|accessdate = 2012-02-14
}} {{En icon}}
* {{NCBI|29695|''Phragmites australis''}} {{En icon}}
* {{EOL|1114576|''Phragmites australis''}} {{En icon}}
* {{Cite web
|author = [[波田善夫]]
|date =
|url = http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/gramineae/yosi/yosi.htm
|title = ヨシ
|work = 植物雑学事典
|publisher = [[岡山理科大学]]総合情報学部
|accessdate = 2012-02-14
}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:よし}}
[[Category:中国神話]]
[[Category:草]]
[[Category:建築材料]]
[[Category:紙の原料]]