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[[File:DSCN7742.JPG|thumb|300px500px|葛井神社の池]]
'''荻野池'''(おぎのいけ)は、長野県長野市信州新町荻野高原にある湖沼。
;抜け穴伝説
:多留姫の滝に流した物が別の場所で発見される、というもの。滝壺に椀や糠を流したところ、それが茅野市ちの上原にある葛井神社の池に浮かんでいたという<ref name="chinoshishigekan" />。なお、この葛井神社の池にはさらなる抜け穴伝説が存在しており、諏訪大社大晦日の神事のあと、お供え物を投げ込むと遠江国(静岡県)にある池に浮かぶとされ、諏訪大社七不思議]の一つに挙げられている<ref>『日本歴史地名大系 第20巻 長野県の地名』346 - 347ページ。</ref>。
 
== 多留姫十二勝 ==
'''多留姫十二勝'''は、多留姫神社周辺にある12か所の選りすぐりの景勝地のことである。1902年(明治35年)の神社整備に合わせて選定されたのが始まりで、1906年(明治39年)に小平雪人と坪井咬菜が改めて選定した。多留姫十二勝は以下の通り<ref>「多留姫文学自然の里」(パンフレット)より。</ref>。
 
# 機山堂(きざんどう) - 最澄の作といわれている仏像を安置している場所。
# 待月壇(たいげつだん) - 八ヶ岳から上る月を眺める場所。
# 古藤径(ことうけい) - 神社から橋へ下る小道。
# 柳影橋(りゅうえいきょう) - 柳川に架かる橋で、その影が柳川の水面に映ることに由来。
# 甑岩(こしきいわ) - 乞食が寝泊まりしていた「乞食岩」を由来とする洞穴。
# 獅子吼瀑(ししくたき、ししくばく) - 多留姫の滝そのもの。
# 喚魚潭(かんぎょたん) - 多留姫の滝の滝壺。
# 載酒亭(さいしゅてい) - 四阿。滝に酒を捧げる、もしくは酒を酌み交わす場所。
# 烏巾峰(うきんほう、えぼしいわ) - 山伏や天狗が頭に被っている黒い頭巾(=烏巾)に似た巨岩。
# 蛍火台(けいかだい) - 柳川を舞う蛍を眺める場所。現在は農薬のため蛍は生息していない。
# 望岳丘(ぼうがくきゅう) - 富士山や八ヶ岳などの山々が望める場所。
# 採芝林(さいしりん) - 村人が芝刈りに行く場所。
== 私見 ==
* [[水神]]
* [[椀貸伝説]]
 
== 参考文献 ==
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E7%95%99%E5%A7%AB%E3%81%AE%E6%BB%9D 多留姫の滝](最終閲覧日:22-04-02)
** 『長野縣町村誌 中南信編』郷土出版社、1985年。
** 久保田俊彦 著『赤彦全集 第二巻』岩波書店、1969年。
** 窪田文明 著『信州の滝紀行 名瀑100選』郷土出版社、1995年。ISBN 4876632928
** 下中邦彦 編『日本歴史地名大系 第20巻 長野県の地名』平凡社、1979年。
** 茅野市 編『茅野市史 下巻 近現代 民俗』茅野市、1988年。
** 茅野市 編『茅野市史 別巻 自然』茅野市、1986年。
** 長野県 編 『長野県史 民俗編 第二巻(三) 南信地方 ことばと伝承』長野県史刊行会、1989年。
** 多留姫文学自然の里創造委員会「多留姫文学自然の里」(パンフレット)。
== 外部リンク ==
* [https://www.cityyoutube.chino.lg.jp/soshiki/shogaigakushucom/851.html 茅野市 多留姫文学自然の里watch?v=NQ7oRe1BCMA 荻野池の空撮、長野県長野市信州新町萩野高原(YouTube)](最終閲覧日:22-04-03)* [https://naviminekaido.chinotabi.jpcom/2018/08/spot07/3115%E4%BC%9D%E8%AA%AC%E3%80%80%E8%90%A9%E9%87%8E%E6%B1%A0%E3%81%AE%E6%A9%9F%E7%B9%94%E3%82%8A%E5%A7%AB/ 茅野観光ナビ 多留姫の滝峰街道(天空の道、大町峰街道、善光寺峰街道)、伝説 萩野池の機織り姫](最終閲覧日:22-04-03)
== 参照 ==
{{デフォルトソート:たるひめのたきおきのいけ}}
[[Category:日本神話]]
[[Category:長野県]]

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