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843 バイト追加 、 2025年2月22日 (土)
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大田田根子が登場するのはここまでであるが、このことから、崇神天皇が大和国三輪山の神を祭ることで、祭政一致の政策を行い、さらに、海外も含めた周辺の諸国の統一に着手していることも分かる。
 
== 神社 ==
=== 若宮社(大直禰子(おおたたねこ)神社) ===
大神神社摂社。大田田根子を祀る。
 
==== 伝承 ====
昔、活玉依姫(いくたまよりひめ)という美しい乙女のもとに、夜な夜な大そう麗しい若者が通ってきた。姫はほどなく身ごもった。姫の両親は、その若者の素性を姫にたずねたが、姫も分からぬまま。そこで両親は、若者が訪ねてきたときに、床のまわりに赤土をまき、苧環と呼ばれる糸巻きの糸を針に通して若者の着物の裾に刺すよう教えた。
 
翌朝、糸のあとをたどっていくと、糸は戸の鍵穴を通って、三輪山まで続いていた。これによって若者の正体は三輪山の大物主大神であり、姫のお腹の中の子は神の子であることが分かった。その子は、大田田根子(おおたたねこ)と名付けられた<ref>[https://www.pref.nara.jp/51728.htm 苧環(おだまき)の糸]、奈良県HP(最終閲覧日:25-02-16)(</ref>。
== 参考文献 ==
** 宝賀寿男, 三輪氏 大物主神の祭祀者, 古代氏族の研究⑦, 青垣出版, 2015, isbn:978-4434208256
** 井上光貞, 日本の歴史1 神話から歴史へ, 中央公論社, 1965, isbn:978-4434208256
* {{citation|和書|last=佐伯|first=有清|authorlink=* 佐伯有清|title=, 日本古代氏族事典|edition=, 新装|publisher=, 雄山閣|year=, 2015|, isbn=:978-4639012504}}* <cite id="kodaishizoku">{{citation|和書|author=[[平野邦雄]]・[[坂本太郎_(歴史学者)|坂本太郎]] * 平野邦雄・坂本太郎 監修|title=, 日本古代氏族人名辞典|publisher=, 吉川弘文館|year=, 2010|, isbn=:978-4642014588}}</cite>* {{citation|和書|last=村島|first=秀次|authorlink=* 村島秀次|title=, 「大物主神 = 事代主神」論|journal=, 歴史研究|, issue=:618|year=, 2014}}
** 和書, https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E7%94%B0%E7%94%B0%E6%A0%B9%E5%AD%90-1060552, 世界大百科事典 第2版, 吉川弘文館, 1998, isbn:4582040012(大田田根子(おおたたねこ)とは - コトバンク)</cite>
** hanatani, https://turumi-jinjya.blog.ss-blog.jp/2010-07-22-1, 宮司の論文:大田田根子について, 2010-07-22, 2019-11-15</cite>
[[Category:日本神話]]
[[Category:大神氏]]
[[Category:大田氏]]

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