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<blockquote>新王国以降の神殿浮彫には、王に長い治世を授ける儀礼として、古代エジプト語で「イシェド」と呼ばれる樹木の傍らに王がひざまずき、'''神々がその王の名を、イシェドの葉や果実に記す'''場面がみられる。この儀礼の中心地は太陽信仰の総本山ヘリオポリスであり、イシェドは太陽信仰と結びついた聖樹だったとみられる。夜間に冥界を旅するとされた太陽神(太陽)は、その夜の旅の間に、太陽神を飲み込もうと襲 ってくる大蛇アペピと戦わねばならないとされていた。「死者の書 」(17章)の挿画には、この戦いの表現として、猫の姿の太陽神がイシェドの木の前でアペピを切り刻む場面が描かれる。このイシェドがどの木を指すかにつ いては諸説があるが、ペルセアか、ハ マビシ科のバラノスとみるのが一般的であり、想像上の樹木である可能性も否定できない。</blockquote>
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