<blockquote>道祖神は村の入口、部落の境などの路傍に立っている。自然石のまま、あるいは台石の上の棹に道祖神と刻まれたものが多い。そして賽の神といわれるように、悪霊や邪悪の村への侵入を防ぎ、道行く人を守る神である。また、近在では正月、道祖神の前でドンド焼が執り行われるのが普通である。<br>
峰・姨捨・郡方面から下る道筋のこの辻の道祖神は、自然石で臼を台座としているが、臼は女性の代名詞で、その上に道祖神が乗り陰陽をあらわしている、との見方もある。流造りの社殿に安置され、鳥居まである特異な道祖神である。したがって臼道祖神と呼ばれ、臼道祖神社として崇敬される理由であろう。<br>
祭日は九月二十四日で、子供相撲が公民館の庭でひき続き実施されている。なお、大頭祭の際には武水別神社へ向う頭人は拝礼し、干魃の夏には雨乞の人びとによって、御本尊の道祖神は祭日は九月二十四日で、子供相撲が公民館の庭でひき続き実施されている。なお、'''大頭祭'''の際には武水別神社へ向う頭人は拝礼し、干魃の夏には雨乞の人びとによって、御本尊の道祖神は'''川底へ沈座'''された。かつては八月一日に、虫送りの行事もあったという。(略)</blockquote>
=== 斎森神社 ===