20,044
回編集
差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
{{quotation|<blockquote>さらに又くださるべき神をえらばれし時、経津主の命<small>（{{Ruby|檝取|かとり}}の神にます）（檝取（かとり）の神にます）</small>武甕槌の神<small>（{{Ruby|鹿嶋|かしま}}の神にます）（鹿嶋（かしま）の神にます）</small>みことのりをうけてくだりましけり。出雲国にいたり、はかせる剣をぬきて、地につきたて、其上にゐて、大汝の神に太神の{{Ruby|勅|みことのり}}をつげしらしむ。その子都波八重事代主神みことのりをうけてくだりましけり。出雲国にいたり、はかせる剣をぬきて、地につきたて、其上にゐて、大汝の神に太神の勅（みことのり）をつげしらしむ。その子都波八重事代主神<small>（今[[鴨都波神社|{{Ruby|葛木|かつらぎ}（今鴨都波神社葛木}の{{Ruby|鴨の鴨|かも}}]]にます）かもにます）</small>あひともに{{Rubyあひともに従（したがい）申。又次の子[[建御名方神|従|したがい}}申。又次の子健御名方刀美の神健御名方刀美の神]]<small>（今{{Ruby|陬方|すは}}の神にます）（今陬方（すは）の神にます）</small>したがはずして、にげ給しを、すはの{{Ruby|湖|みづうみ}}までおひてせめられしかば、又したがひぬ。したがはずして、にげ給しを、すはの湖までおひてせめられしかば、又したがひぬ。<ref>{{cite wikisource|和書|title=神皇正統記|author=[[, 北畠親房]]|wslanguage=ja}}</ref>}}</blockquote>
編集の要約なし
『画詞』より少し前に書かれた『'''神皇正統記'''』（北畠親房著）も同じく『旧事本紀』の記述を使用したと見られる<ref>宮地直一『諏訪史 第2巻 前編』信濃教育会諏訪部会、1931年、84-85頁。</ref>。
春瑜筆『日本書紀私見聞』（1426年）<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkazai/da/daItemDetail?mngnum=730956&pageCur=5|title=日本書紀私見聞(道祥自筆本)・日本書紀私見聞(春瑜自筆本)|website=守ろう！活かそう！三重の文化財|author=三重県教育委員会|access-date=2019-01-31}}</ref>には、[[山王権現|山王]]の三男である「諏防大明神」は日本国を我が物にしようとして軍を起こすも天照大神に打ち負かされ、降参後に信乃（信濃）国に鎮座することを約束するというバリエーションが録されている<ref>宮地直一『諏訪史 第2巻 後編』信濃教育会諏訪部会、1937年、47頁。</ref><ref>『[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142341/19 日本書紀私見聞 春瑜本]』貴重図書複製会、1938年。</ref>。
