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449 バイト追加 、 2025年1月16日 (木)
== 記録 ==
『日本書紀』綏靖天皇即位前紀によれば、朝政の経験に長けていた庶兄の手研耳命(たぎしみみのみこと)は、皇位に就くため弟の神八井耳命・神渟名川耳尊を害そうとした(『日本書紀』綏靖天皇即位前紀によれば、朝政の経験に長けていた庶兄の[[手研耳命]](たぎしみみのみこと)は、皇位に就くため弟の神八井耳命・神渟名川耳尊を害そうとした([[タギシミミの反逆]])。この陰謀を知った神八井耳・神渟名川耳兄弟は、己卯年<ref>己卯年は神武天皇崩御年(神武天皇76年:丙子年)の3年後、綏靖天皇即位年(庚辰年)の前年にあたる。</ref>11月に片丘(奈良県北葛城郡王寺町・香芝町・上牧町付近か<ref>手研耳命(古代氏族), 2010年(平成22年)</ref>)の大室に臥せっていた手研耳を襲い、これを討った。この際、神八井耳は手足が震えて矢を射ることができず、代わりに'''神渟名川耳が射て殺した'''という。神八井耳はこの失態を深く恥じ、弟に皇位をすすめ(第2代[[綏靖天皇]])、自分は天皇を助けて'''神祇'''を掌ることとなった。そして神八井耳は綏靖天皇4年4月に薨去したという<ref>神八井耳命(古代氏族), 2010年(平成22年)</ref><ref>手研耳命(古代氏族), 2010年(平成22年)</ref>。
『古事記』においても同様の説話が記されている。
=== 稲田宮主須賀之八耳神稲田宮主須賀之八耳神 ===
'''稲田宮主須賀之八耳神'''(いなだのみやぬしすがのやつみみのかみ)とは、足名椎神の別名。足名椎神の娘、櫛名田比売と結婚した須佐之男命が出雲国の須賀に宮を作った際、その宮の首に任じられた足名椎神にこの名が授けられた<ref>[https://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/inadanomiyanushisuganoyatsumiminokami/ 稲田宮主須賀之八耳神]、國學院大學「古典文化学」事業(最終閲覧日:25-01-16)</ref>。
 
富氏伝承では、熊野大社の祭神とは出雲王朝の始祖「八耳命」と后「稲田姫命」だ、とのこと。富家は富村に「富神社」を建てて、熊野大社の祭神を移したと伝わる<ref>[https://omouhana.com/2017/09/24/%E5%AF%8C%E7%A5%9E%E7%A4%BE%EF%BC%9A%E5%85%AB%E9%9B%B2%E3%83%8B%E6%95%A3%E3%83%AB%E8%8A%B1%E3%80%8012/ 富神社:八雲ニ散ル花 12],
偲フ花(最終閲覧日:25-01-16)</ref>。
== 神八井耳命を祀る主な神社 ==
== 関連項目 ==
* [[ミミとミ]]* [[日子八井命]](彦八井耳命) - 神八井耳命の兄弟、子、同一人物との説がある。また、阿蘇神社に祀られる國龍神であるとの説もある。 神八井耳命の兄弟、子、同一人物との説がある。また、阿蘇神社に祀られる國龍神であるとの説もある
== 私的注釈 ==
[[Category:多氏]]
[[Category:伏羲型神]]
[[Category:啓型神]][[Category:瓠公型神文化英雄]]

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