'''天岩戸神社'''(あまのいわとじんじゃ)は、京都府福知山市大江町佛性寺字日浦ケ嶽206-1にある神社。
元伊勢内宮皇大神社の西を流れる宮川の上流に鎮座している。天岩戸神社へと降りていく参道の途中の社務所から見降ろす川の中に'''甌穴'''がある。この岩のくぼみは「産盥」と呼ばれて、神様が湯浴みをした場所と伝わると同時に、雨乞いを行った場所との伝承も残っている<ref>[https://www.iwakurapedia.com/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C-%E5%85%83%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%A4%A9%E5%B2%A9%E6%88%B8%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%81%AE%E5%BE%A1%E5%BA%A7%E7%9F%B3/ 058 京都府 元伊勢天岩戸神社の御座石]、IWAKURAPEDIA、平津豊(最終閲覧日:24-12-24)</ref>。
== 概要 ==
* [[皇大神社 (福知山市)|皇大神社]]
* 岩戸山(城山、日室ヶ嶽とも) - 錐形をなす山。古代より信仰され、禁足地。神が降臨したと伝えられ<ref>[http://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=581&r=d60d0f61d551f1d3a5d7fa9c3cf5075d 元伊勢天岩戸神社](京都府観光ガイド)。</ref>、頂上付近には岩の祭祀跡があるとされる。京都府歴史的自然環境保全地域に指定
== 私的考察 ==
天岩戸神社では雨乞いを行っていた、とのことなので、古くは「'''干ばつを起こす蛇神'''」が住まうとされ、甌穴のある岩はその蛇神が死して変化したものと考えられていたのではないだろうか。祭神が櫛御毛奴命('''須佐之男命''')であれば、櫛御毛奴命がその蛇神だった可能性があるように思う。この神を鎮めるために例えば人身御供が必要とか、そのような祭祀が求められ、それが「鬼退治」の伝承につながっているのではないだろうか。
== 参考文献 ==