*''霞の衣裾は濡れけり佐保姫の春立ちながらしとをして'' 山崎宗鑑『新撰犬筑波集』
霞の下の方を衣に譬えて「霞の裾」と言う。「しと」は尿のこと。霞のたなびく中、地面に近いところが湿っぽくなった、それを佐保姫が立ちながら粗相をしたためと見立てている。「立ち」は霞が立つと佐保姫が立つとの掛詞。
== 四季の女神達 ==
=== 筒姫 ===
一説には「筒姫の”筒”は井戸から生じた名前。筒姫とは、水の恵みを具現化した神様」と言われてますが、詳細不明な謎多き女神である。五行思想で夏は南ですが、平城京の南にそれらしい場所や伝承は今のところ発見されていない、とのこと<ref>[https://note.com/ishitomo/n/n697878429c79 四季を司る女神]、一ノ口二山 (最終閲覧日:24-12-13)</ref>。
=== 宇津田姫 ===
他に「黒姫」もしくは「白姫」とも。「黒姫」は五行思想で冬は黒にあたることからきているのではないかと言われている<ref>[https://note.com/ishitomo/n/n697878429c79 四季を司る女神]、一ノ口二山 (最終閲覧日:24-12-13)</ref>。
== 祀る神社 ==