=== エロースとプシュケー ===
エロースとプシュケーの物語は、アプレイウスのラテン語の小説『黄金の驢馬』で文学化される以前から、古代ギリシャ・ローマ世界の民話として長い伝統があった。エロースとプシュケーの物語は、アプレイウスのラテン語の小説『黄金の驢馬』で文学化される以前から、古代ギリシャ・ローマ世界の民話として長い伝統があった。小説自体はピカレスク・ローマンスタイルで書かれているが、エロースやアフロディーテがラテン語名(クピードーやウェヌス)で呼ばれても、プシュケはギリシャ名を保っている。