また、中国では鬼とは亡者(幽霊)に限らず、この世のものでないもの、化け物全般を指す言葉でもあり、貝塚茂樹によれば、鬼という字は「由」と「人」から成り立っており、人が由、すなわち大きな面をかぶっている形を表したもので、古代国家の祭祀の主宰者であった巫が'''降霊術を行う'''とき、異形の面をかぶった姿を象形化したものであろうとされている<ref>[https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8407735_po_17713.pdf?contentNo=13&alternativeNo= 中国のほんの話(37)中国の怪奇小説] 蔭山達弥、Gaidai bibliotheca : 図書館報. (177) (京都外国語大学, 2007-07-09)</ref>。
古代の中国では、男性でも'''神を結わず、裸の人間'''は鬼(神、精霊、幽霊)と広く信じられていた<ref>神と獣の紋様学、古代中国の神がみ、林巳奈夫、吉川弘文館、2004、p3</ref>。
== 概要(日本の鬼) ==