第2義には、風邪を流行らせる日本の疫病神を指す<ref>kb_風の神</ref><ref group="私注">[[須佐之男命]]もこの部類に入るのではないだろうか。</ref>。
さらに第3義には、{{Anchors|風神払}}[[江戸時代]]の日本にいた[[乞食]]の一種で、風邪が流行った時に風邪の疫病神を追い払うと称して門口に立ち、[[仮面|面]]をかぶり[[鉦]]({{small|かね}})や[[太鼓]]を打ち鳴らして金品をねだる者{{r|さらに第3義には、江戸時代の日本にいた乞食の一種で、風邪が流行った時に風邪の疫病神を追い払うと称して門口に立ち、'''面をかぶり鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らして'''金品をねだる者<ref>"kb_風の神}}"</ref>、すなわち「'''風神払'''/'''風の神払い'''(かぜのかみはらい){{r|<ref>"kb_風神払kb_風神仏"}}</ref>」を指す{{r|<ref>"kb_風の神}}"</ref>。
なお、風を司るか関わるかする[[精霊]]や[[妖怪]]をもその名で呼ぶが、そもそも[[霊魂|霊]]的存在である神や精霊・妖怪に[[定義]]し得るような明確な境目などは無く、自然の[[色]]と同じように捉える側の[[感覚]]と[[価値観]]が名称と扱いを決めているに過ぎない。なお、風を司るか関わるかする精霊や妖怪をもその名で呼ぶが、そもそも霊的存在である神や精霊・妖怪に定義し得るような明確な境目などは無く、自然の色と同じように捉える側の感覚と価値観が名称と扱いを決めているに過ぎない。
また、日本でいうところの風の神(第1義)に相当する霊的存在は世界に偏在する。文化的背景からして大いに異なるがゆえ、それらは様々に個性ある存在であり、[[春]]の風を運ぶ神もいれば、[[暴風雨]]で破壊して廻る神もいる。その一方で、文化の伝播による関連性が見出される例も少なくはない(■右の画像も参照のこと)。また、日本でいうところの風の神(第1義)に相当する霊的存在は世界に偏在する。文化的背景からして大いに異なるがゆえ、それらは様々に個性ある存在であり、春の風を運ぶ神もいれば、暴風雨で破壊して廻る神もいる。その一方で、文化の伝播による関連性が見出される例も少なくはない。
== 各地の風神 ==