前項の「TN」の子音のつく女神達のうち、「火の神」としての性質を強く残しているのは、人間のデーモーポンを火に焼いて育てようとしたエレウシスのデーメーテールのように思う。
=== よもやま ===
この項はいずれ消します。
アリアドネーの同類項群を調べていくと、だいたい「男女の似たようなペア」の神に行き着くわけです。アルテミスとディオニューソスもその1対で、どちらも報復心の強い「罰を与える神」である。アルテミスとディオニューソスが直接関わる神話はないように見えても、ディオニューソスの巫女集団であるマイナデスはアルテミスの神獣である鹿の扮装をしているので、アルテミスの化身であることが分かる。マイナデス達は「最下級のアルテミス」であって、巫女でもあるし、時には生贄にもなる。その主人がディオニューソスであるということは、ディオニューソスはアルテミスの主人でもある、ということになる。
== 参考文献 ==