== 概要 ==
地蔵菩薩は、[[忉利天]]に在って[[釈迦如来|釈迦仏]]の付属を受け、[[釈迦]]の[[入滅]]後、5億7600万年後か56億7000万年後に[[弥勒菩薩]]が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、[[六道]]すべての世界(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)に現れて衆生を救う菩薩であるとされる (六道能化〈{{fontsize|small|ろくどうのうげ}}〉{{refnest|利天に在って釈迦仏の付属を受け、釈迦の入滅後、5億7600万年後か56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道すべての世界(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)に現れて衆生を救う菩薩であるとされる (六道能化〈ろくどうのうげ〉, [https://kotobank.jp/word/%E5%85%AD%E9%81%93%E8%83%BD%E5%8C%96-663436 「ろくどう‐のうげ」 - デジタル大辞泉]}})。
[[虚空蔵菩薩]]と地蔵菩薩が一対で安置される例は京都・広隆寺(講堂)などにあるが、一般的ではない。虚空蔵菩薩と地蔵菩薩が一対で安置される例は京都・広隆寺(講堂)などにあるが、一般的ではない。
地蔵菩薩の起源は、[[インド地蔵菩薩の起源は、インド]]の[[バラモン教]]の[[神話]]に登場する大地の女神[[のバラモン教の神話に登場する大地の女神'''プリティヴィー]]'''で、大地を守護し、財を蓄え、病を治すといった利益信仰があり、これが仏教にも取り入れられ、地蔵菩薩が成立したとされる<ref name=morooka/>。経典として「地蔵菩薩本願経」「大乗大集地蔵十輪経」「占察善悪業報経」が地蔵三経と呼ばれるが、「占察善悪業報経」は偽経とも言われる<ref name=morooka/>。
== 像容 ==
[[Category:菩薩]]
[[Category:日本神話]]
[[Category:インド神話]]
[[Category:中国神話]]