ホレナツィは、その歌の続きは語られておらず、次にはヴァハグンがアルメニア神話の竜であるヴィシャップといかに戦い、征服したかを語っている、と述べている<ref>Thomson, 1978, p123</ref>。このようなヴァハグンの特徴が、"ヴィシャップ殺し "あるいは "龍殺し "を意味するヴィシャパカグという称号の理由である<ref>Petrosyan, 2007, p6</ref>。
7世紀のアルメニアの作家アナニア・シラカツィーは、ヴァハグがバルシャム(=バールシャミン)から藁を盗み、帰り道にそれを落として天の川を作ったという神話を伝えている。