と願った'''烏'''がいたからなのではないのか、太陽女神を非難したのは、単なる「口実」に過ぎないのではないのか、と思う。母系とか父系とかそういう問題ではなくて、主人を中傷して権力を得た'''簒奪者'''こそが有罪であると烏の子孫の筆者はそう思うわけです。
日本神話になぞらえれば、「誰が真の意味で'''天照大神を岩戸に押し込めて殺したのか'''(岩戸とは冥界の別の姿といえる)」と問われれば、それは「自らこそが太陽であり、王権のありかを決めるものである」と主張した八咫烏なんじゃないの? 筆者も一応賀茂のはしくれの一人の気がするのだけれども? とそうなるわけです。でも、八咫烏が「自ら王権のありかを決定する」、とそう宣言することは、皇祖神であり、本来王権のありかを定める権利を持つ天照大神の権利の侵害なのではなかろうか、とそういうことです。
=== 作物の起源 ===