カタジウリ
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カタジウリ（Kataḫziwuri）またはカタジプリ（Kataḫzipuri）はハッティとパラ（Pala）の女神である。
カタジウリはハッティの建築儀礼に登場し、家づくりに精通しており、神官ハサメリ（Ḫašammeli）に鉄杭、銅槌、鉄炉を持っていくように頼んだと記されている。 ヒッタイト語訳では、彼女の名前はカムルセパ（Kamrušepa）に置き換えられている。両女神とも、浄化の儀式において中心的な役割を果たすという共通点がある。月の神がリュズィーナ（Liḫzina）の市場に落ちたとき、カタジウリは空からそれを見ていた。カタジウリはハパンタリとともに、月の神を救うための儀式を行った。
カタジウリもカムルセパと同様、太陽神との関係が深かったと思われる。そのため、パラの神々のリストでは、太陽神ティヤズのすぐ前に第2位として名前が挙げられている。
Der hattische Name kann möglicherweise zu den hattischen Wörtern kattaḫ „Königin“ und wur „Land“ gestellt werden.
関連項目
- カスクー：ハッティの月神。
