身代わり動物
主人公が窮地に立ったとき、特に父親に命を狙われそうになることが多いが、その場合に、偶然動物が身代わりになって殺される民話のモチーフ。殺した証拠に舌などを求められることが多い。
主人公が超自然的な存在の恩寵を得ている証拠の暗喩といえようか。「取り替え子」は家族にとって迷惑となることが多いが、その逆に当人にとっては利益となる、という交換の物語といえる。
身代わり動物が登場する民話[編集]
- 生命の水、美の水、青春の本:父親:猪:舌(ドイツ)
- 動物のことばがわかる男:父親:兎:舌、両目(レートロマン)
- 忘れてしまった夢:悪大臣:子羊:心臓(中国・パミール高原)