姆六甲
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↑ 姆六甲.大辞海 [引用日期2020-11-17]
姆六甲(ムラカ)。壮族の神話の系譜における初代の祖神。女性。
伝説によると、天と地が分かれた後、地球は砂漠になったそうだ。その後、雑草が生え、その花から髪が乱れた裸の女性、すなわち姆六甲が生まれた。彼女は空を耕すために裸の獣を、地を耕すためにフンコロガシを送った。その結果、空は小さくなり、大地は大きすぎて、空は大地をしっかりと覆うことができなくなった。姆六甲は大地の中心を手で掴み、大地は空でしっかりと覆われうようになったが、大地にはしわが寄って、高いものは山に変わり、低いものは海、川、湖に変わった。彼女は大地に生物がいないのを見て、風によって妊娠し、その上で小便をし、それを人間にした。姆六甲が生んだ人類は男性と女性の区別がなかったので、姆六甲は山に登ってスターフルーツ(杨桃)と唐辛子(辣椒)を摘み、地面にばらまいた。スターフルーツを拾った者は少女になった。唐辛子を拾った者は少年になった。壮族は彼女を豊穣の神として崇めている[1]。
参考文献
- 百度百科:姆六甲(最終閲覧日:25-01-06)