揚子江流域の神話である。[[炎帝神農|炎帝]]型河川神が犀で現されるところは、[[李氷]]の治水神話を彷彿とさせる。
グミヤーは中国神話の[[黄帝]]と[[羿]]に相当する。この2つが本来一つのもので、「射落とされた太陽」とは「炎帝」のことであることが分かる。炎黄闘争の神話がそれだけに留まらず、「創造神話」にまで発展したものと考える。「創造神話」は[[女媧]]の創造神話と類似している。グミヤーの偉大さを現すために、女媧型女神の創造神話をグミヤーの事績として置き換えたものと思われる。の創造神話と類似している。グミヤーの偉大さを現すために、[[女媧型女神]]の創造神話をグミヤーの事績として置き換えたものと思われる。[[啓思想]]6型の変換である。6型の変換である。グミヤーの名前には「gm」の子音が入るため、彼らは印欧語族ではないのだけれども、グミヤーの名前には「炎」という意味が含まれ、グミヤーは[[羿]]([[黄帝]])と[[啓]]([[祝融]])の合成神である可能性があると思う。[[女媧型女神]]の創造神話までもがグミヤーの事績とされている点は、グミヤーの神格を高めるために、色々な神の事績を「グミヤーのもの」として置き換えたからではないか、と思う。
太陽が'''女神'''、月が'''男神'''で現されることが特徴である。陰陽でいえば、女性が「'''陽'''」、男性が「'''陰'''」となる。グミヤーが誰か(特に女性)の助けを借りて射日や天地創造を行った、との記載はなく、その点は'''省かれている'''と考える。