* 玉津島神社(和歌山県和歌山市)
* 宮戎神社(大阪市浪速区)
== 私的注釈 ==
== 参考文献 ==
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%9A%E6%97%A5%E5%A5%B3%E5%B0%8A 稚日女尊](最終閲覧日:22-10-23)
* 三重県観光連盟 監修『ふるさとの散歩道 (三重県)』国土地理協会、平成元年9月第4版、426pp.
== 私的解説 ==
稚日女尊には[[丹生都比賣]]と同一視される部分を除いて、主に2つの性質があるように思う。一つは「[[織女]]」という下位の女神であり、殺される太陽女神でもある。もう一つは神宮皇后の項で現れるように「軍神」としての性質である。九玄天女的な性質は[[西王母型女神]]といえる。「殺される」ことも一種の「逃走(夫や親族との離別)」を意味するのであれば、「被殺人型」の「[[逃走女神]]」といえ、その点では下位の[[女媧型女神]]といえる。上位の太陽女神である[[天照大御神]]から分離して、下位の女神の役目を与えられた太陽女神である、といえる。
『ホツマツタヱ』では、上位の女神である[[天照大御神]]を男神に書き換える作業が行われており、分離した女神を「下位の女神」に置き換える、という「[[共工]]と[[相柳]]」型の男尊女卑的な置き換えが進められていたことが分かる。[[瀬織津姫]]、[[下光比売命]]も『ホツマツタヱ』では、'''太陽女神を下位の女神にするために置き換えた女神'''に分類し、その地位を低下させようとしていることが分かる。
== 私的解説・殺される女神 ==
また、私見であるが、日本神話における「殺される女神」は、'''伊邪那美命'''に代表されるように「イズ」「イザ」などが名前につく「雷女神系」と、織女や保食神のように「下位の女神」系の2つに別れるように思う。それぞれには性質に交通性があり、本来は全て太陽女神から派生したものである。
==関連項目==
* [[織女]]
* [[瀬織津姫]]
== 私的解説 ==稚日女尊には* [[丹生都比賣伊邪那美命]]と同一視される部分を除いて、主に2つの性質があるように思う。一つは「[[織女]]」という下位の女神であり、殺される太陽女神でもある。もう一つは神宮皇后の項で現れるように「軍神」としての性質である。九玄天女的な性質は[[西王母型女神]]といえる。「殺される」ことも一種の「逃走(夫や親族との離別)」を意味するのであれば、「被殺人型」の「[[逃走女神]]」といえ、その点では下位の[[女媧型女神]]といえる。上位の太陽女神である[[天照大御神]]から分離して、下位の女神の役目を与えられた太陽女神である、といえる。 『ホツマツタヱ』では、上位の女神である[[天照大御神]]を男神に書き換える作業が行われており、分離した女神を「下位の女神」に置き換える、という「[[共工]]と[[相柳]]」型の男尊女卑的な置き換えが進められていたことが分かる。[[瀬織津姫]]、[[下光比売命]]も『ホツマツタヱ』では、'''太陽女神を下位の女神にするために置き換えた女神'''に分類し、その地位を低下させようとしていることが分かる。:日本神話で「殺される女神」の代表格
== 私的注釈 ==