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=== 器信仰 ===
中国ミャオ族の[[チャンヤン]]神話では、蝶の母・妹榜妹留(メイバンメイリュウ)から生まれた卵から、[[チャンヤン]]を始めとして様々なものが生まれる。そして、卵の殻からは「'''供犠用の祭椀'''」が生じたと言われている。「器」は神に捧げるものを入れる入れ物でもあり、それと引き換えに神から何かを得て「生み出す」媒介でもあった、と考えられる。
 
「器」は、母なる神の一部であり、そこに祖先の霊を留める依り代であり、祖霊にわずかな供物を捧げるかわりに、多くの豊穣を求める媒介でもあった。まず、「器」とは豊穣を「生み出す」媒介だったと考える。台湾原住民のパイワン族の伝承には、太陽が壺の中に卵を生んで、そこから人類が発生したとか、太陽光線が壺に当たって、壺が割れて人類が発生した、というものがある。壺は「母なる神」として「太陽の霊」を人類に化生させる媒介とも考えられていた。それが現実の具体的な「器信仰」となる場合には、「母なる神」が子孫である人類のために、何か役にたつものや「守護する神の力」などを増やして送ってくれる媒介でもある、とされたのだろう。
== 概要 ==

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