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== 似た名の女神 ==
=== サルツグ ===
<blockquote>サルツグという美女がいて、百歩蛇が結納を持ってきて婿入りした。子供が生まれると虹がかかり、婿と子供は林に帰ってしまった。その後村には干魃が起こり、穀菜は枯れ、人畜は多く死亡した。虹が婿と子を伴って帰ってくると、風雨が順調に生じ、人々は蘇生した。そこで、人々は初めて蛇を神霊として祀り、すみかの林を禁足地として保護した。<ref>パイワン族中部パイワン群クナナオ社、神々の物語、台湾原住民文学選5、神村徹編、草風館、2006年8月1日出版、p334-335</ref></blockquote>
=== サバジ ===
<blockquote>昔サバジという女性がいて、バラジュバジという海蛇と交わり子を産んだ。子供はみな蛇だったので行李の中に隠し、家に帰って肌身離さず持っていた。家人に「これは大切なものだから、わたしがいない時に手を触れないでくれ。」と言っておいたが、母がこれを怪しんで娘が不在のときに中を見てしまった。娘はこれを怒り、笠を被って家を出、母に「私の笠が見えなくなるまで見送ってくれ。」と言い残したので、母は山に登って見送った。娘は海に入り、波間に沈んでしまった。この因縁があるため、蛇に噛まれたときは、この家の後継者に祈祷を受けると癒えた、ということだ。<ref>パイワン族南パイワン群チャオボオボル社、神々の物語、台湾原住民文学選5、神村徹編、草風館、2006年8月1日出版、p335-336</ref></blockquote>
 
=== 私的考察 ===
サルツグ、サバジはサラアツと「同じ女神」であって、彼女の夫は蛇神だったと考えられる。そして、夫婦の仲はやや破綻気味だったといえようか。
== 私的考察 ==

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