色々な要素が含まれているが、その一つに「泰山信仰」があるように思う。三人の女神が習合的である点。一之宮の地位を交換している点に、泰山玉女の神話との類似性がみられる。
'''倶那羅'''(くなら)太子と'''狗留吠'''(くるばい)王はほとんど「同じもの」であって、'''倶那羅'''(くなら)太子は中国プーラン族の神・[[グミヤー]]、'''狗留吠'''(くるばい)王は伊にトーテムの(くるばい)王は犬トーテムの[[伏羲]]のことと考える。姫の父親が王に殺されてしまう点は、ギリシア神話の[[オーリーオーン]]がオイノピオーン王を殺そうとした点と類似するように思う。
'''鉾'''を持つ女神はサソリトーテムの女神で、'''鉾'''は「サソリの毒針」が変化したものと考える。好美女の場合は、「[[吊された女神]]」としての要素はほぼなく、「[[養母としての女神]]」である。やや欠落的だが、おそらくこの神話での狗留吠王・倶那羅太子には荒ぶる「火の神」としての性質があり、好美女とその船にはそれを鎮める力がある、と述べたいのであろう。彼女が日本に来る際に乗ってきた船は、伏羲・女媧神話の「[[ヒョウタン]]」に類するもので、暗に好美女の「母女神」を示していると考える。