ということで、凌家灘文化の祭政文化は、「父と子と精霊の三位一体」ならぬ、「'''父神と子神と王(皇帝)の三位一体'''」であって、真の動物のトーテムは'''熊'''だった、ということになるのではないだろうか。
=== ヒョウタン型の器 ===
白地に黒の装飾、垂れ幕の文様が施された瓢箪型の彩色瓶が、特徴的であるとのこと。[[ヒョウタン]]といえば[[伏羲]]・[[女媧]]神話のヒョウタンが思い浮かぶ。これは台湾の伝承から推察するに「月の桂の木」と同期源の植物神と考えられ、「女神」を示す。[[河姆渡文化]]では豚神と一体化して「月神」として現されていたように思うが、凌家灘文化では、豚神にも通じるが「月神」というよりは「'''飲食物を供給する器の神'''」としての性質が強まり、月神からは離れつつあるか、分離させられていた可能性があるように思う。時代が下って成立した神話である[[伏羲]]・[[女媧]]神話の[[ヒョウタン]]も月神としては取り扱われていないからである。
これは日本神話の「'''[[保食神]]'''」に相当する女神と考える。この女神も飲食物を供給する女神で、月神としても性質はほぼない。
== 文化の連続性 ==