福井県にある、'''[https://bellis.sakura.ne.jp/pukiwiki2/?%E7%A5%9E%E7%A4%BE/%E9%B9%BF%E8%92%9C%E7%A5%9E%E7%A4%BE 鹿蒜神社]'''、氣比神宮と併せて考えるに、秋鹿日女命とは「'''氣比大神'''」のことで、弥生人の中で最も広く信仰された「太陽女神」であって、後の時代の[[天照大御神]]の前身といえる女神だったと考える。物部氏系の女神と考える。
==== 余談 余談・こういう神話だったかも ====近隣にあるのが星上山(荻山)ということでやや厳しめの考察をしてしまった。近隣にあるのが星上山(荻山)ということでやや厳しめの考察をしてしまった。星上山の古名が「荻山」ということで、こちらは賀茂氏系あるいは多氏系の領地と考える。
<blockquote>秋鹿日女命が大切な餅を香香背男(かがせお)に盗まれて困っていたので、大日如来がそれを取り返してきてくれた。感謝した女神は、自分の領地の中に大日如来の住居を建てて、お礼に毎年お餅を奉納することにした。</blockquote>
とでもしたら古代から中世にかけての仏教説話的で感じが良いのに、と思う。そうでないということは、この伝承の起源が古代でも古い方の部類にあることが推察される。例えばとでもしたら古代から中世にかけての仏教説話的で感じが良いのに、と思う。あるいは、
<blockquote>秋鹿日女命が大切な黄金を大日如来に盗まれた。大日如来は黄金を川に沈めて水の精霊に見晴らせた。財産を奪われた秋鹿日女命は食べるものもなくて「'''命に関わる状態'''」だったが、アッティラと再婚して、大日如来に復讐した。しかし、自分も返り討ちにあって亡くなった。星上山の香香背男(かがせお)が、秋鹿日女命をさらって、餅に変身させて食べてしまおうとした。大日如来は「博打打ち」のふりをして香香背男(かがせお)が主催していた賭場に乗り込み、秋鹿日女命を助け出して、元の姿に戻してくれた。感謝した女神は、自分の領地の中に大日如来の住居を建てて、お礼に毎年お餅を奉納することにした。その一方で、女神は軍勢を集めると、人をさらって食べる悪神・香香背男を攻め滅ぼしてしまった。</blockquote>
とすればニーベルンゲン風。 <blockquote>秋鹿日女命が婚約者を捨てて、大日如来に盗み出され駆け落ちした。大日如来と仲良く暮らしていたが、元婚約者は復讐して大日如来に大けがを負わせた。秋鹿日女命は大日如来の命を助けようと駆けつけたが間に合わなかった。</blockquote> とすれば、「トリスタンとイゾルデ」風、というように、世界各地に「類話」がある話と考える。イゾルデにも秋鹿日女命と同様医薬神としての性質がある。 出雲系の氏族は大国主命の地下流譚、埼玉県鴻巣市のコウノトリ伝承などイラン系と思われる伝承が多い。秋鹿日女命が水神であり、かつ川の名となる女神であることもインドのサラスヴァティーやイランのアナーヒタのように、イラン・インド系の女神だったことが連想される。日本には「鳥が射られて餅に変じた話」が複数あるので、餅はどちらかといえば「太陽女神が殺されて変化した月そのもの」というオーストロネシア語族的な伝承でのアイテムと考える。でも、秋鹿日女命がアナーヒタ的な女神であれば、そもそも日本の国にやってきたときから太陽女神ではなく水神だった可能性が高いと思うので、比較の対象となる伝承が西欧のものになってしまう。個人的には、盗まれたのが「餅」ではなくて「ラインの黄金」だった方が、秋鹿日女神にはしっくりくる気がする。とすると、一番古い神話には近い形になるかもしれない。
== 参考文献 ==