=== ハルモニアーの首飾り ===
アドラーストスの妹エリピューレーの夫アムピアラーオスは予言者で、テーバイ攻略はアドラーストスを除き、みな死すべき運命にあることを予見した。このため彼は召集に応じようとせず、他の者が参加するのも阻止しようとした。このときアムピアラーオスは姿を隠したともいう。そこでポリュネイケースはエリピューレーにハルモニアーの首飾りを贈って口添えを頼んだ。首飾りは、カドモスとハルモニアーの結婚式のためにヘーパイストスが作った魔法の品で、アドラーストスの妹エリピューレー(アルゴスの王女)の夫アムピアラーオスは予言者で、テーバイ攻略はアドラーストスを除き、みな死すべき運命にあることを予見した。このため彼は召集に応じようとせず、他の者が参加するのも阻止しようとした。このときアムピアラーオスは姿を隠したともいう。そこでポリュネイケースはエリピューレーにハルモニアーの首飾りを贈って口添えを頼んだ。首飾りは、カドモスとハルモニアーの結婚式のためにヘーパイストスが作った魔法の品で、'''アプロディーテーが贈ったもの'''である。贈り物の案をポリュネイケースに授けたのはテューデウスともイーピスともいわれる。
かつてアドラーストスとアムピアラーオスに不和が生じたとき、今後2人が争うことがあれば、エリピューレーの裁断に従うことを2人は誓っていた。アムピアラーオスはエリピューレーに贈り物を受け取らないように申しつけていたが、'''エリピューレーは魔法の首飾りを受け取り'''、アムピアラーオスにアドラーストスとともに遠征するよう説得した。アムピアラーオスはやむなく出発し、その際、息子のアルクマイオーン(とアムピロコス)に、成人したら母を殺してテーバイを攻めるよう命じた<ref>アポロドーロス、Βιβλιοθήκη/Γ#Γ_6,2, 3巻6・2。</ref>。