差分

『山海経』の「海外南経」によると、祝融は'''南の神'''であり、その姿は獣身人面であるという。双竜に乗るとされる。<ref>「南方祝融，獸身人面，乘兩龍」（山海經、海外南經）</ref><ref>「竜に乗る者は夏后啓と河神の冰夷だけ」とのことである。（山海経、高馬三良訳、平凡社、1994年、p120）「'''竜に乗る者は夏后啓と河神の冰夷だけ'''」とのことである。（山海経、高馬三良訳、平凡社、1994年、p120）</ref>。

また、『山海経』の「海内経」によると、天帝に許可を得ずに洪水を防いだ[[鯀]]を、天帝の命令を受けた祝融が殺したという<ref name="kaidai">「炎帝之妻，赤水之子聽訞生炎居，炎居生節竝，節竝生戲器，戲器生祝融，祝融降處於江水，生共工。共工生術器，術器首方顚，是復土穰，以處江水。共工生后土，后土生噎鳴，噎鳴生歳十有二。洪水滔天。鯀竊帝之息壤以堙洪水，不待帝命。帝令祝融殺鯀于羽郊」（山海經、海內經）</ref>。「海内経」では共工は祝融の子とされる。「海内経」では'''[[共工]]は祝融の子とされる'''<ref>山海経、高馬三良訳、平凡社、1994年、p177</ref>。