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北宋の時代の[[道教]]の書『[[雲笈七籤]]』24巻「日月星辰部」では北斗七星と輔星、弼星と併せ北斗九星とされた。北宋の時代の道教の書『雲笈七籤』24巻「日月星辰部」では北斗七星と輔星、弼星と併せ北斗九星とされた。
[[画像:Changchun-Temple-Jiazi-Dian-0347.jpg|190px|thumb|北斗七星を祀る道教の寺・長春寺『甲子殿』（中国・[[武漢市]]）]]
[[ファイル:Kone.jpg|190px|thumb|[[孝明天皇]]の[[袞衣]]]]
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* 遵生八牋に、北極黑煞天丁五方殺瘟神符として「書符須澄心靜慮，存自己精氣神三者，上與北斗三台星合，一元真氣入筆，默誦咒曰：魁𩲃𩵄䰢魓𩳐魒尊帝星君律令敕。七遍，每符一道，誦咒七遍，令病家至誠貼之。」とある。
* 奇門遁甲秘笈大全に、「陰斗乙丁己辛癸為六陰，魁𩲃𩵄䰢魓𩳐魒，倶七斗之諱。」とある。
* 康熙字典に、[[元応録]]からの引用として「毎叩歯而念一星，星者：魁𩲃𩵄䰢魓𩳐魒。」とある。康熙字典に、元応録からの引用として「毎叩歯而念一星，星者：魁𩲃𩵄䰢魓𩳐魒。」とある。
北斗の柄の端から2番目のζ星ミザールには、[[伴星]]星ミザールには、伴星'''[[アルコル]] (Alcor) '''（中国名：[[輔|輔星]]）が存在する。この2星は実際には3[[光年]]ほど離れており、見かけ上の[[二重星]]であると考えられている（[[連星]]であるとしたら、[[公転]]周期は75万年以上になる）。（中国名：輔星）が存在する。この2星は実際には3光年ほど離れており、見かけ上の二重星であると考えられている（連星であるとしたら、公転周期は75万年以上になる）。
=== 北斗九星 ===
この九星には『雲笈七籤』24巻「北斗九星職位総主」によると別名あり、天枢は第1陽明星とし以下、第2陰精星、第3真人星、第4玄冥星、第5丹元星、第6北極星、第7天関星、第8洞明星（輔星）、第9隠元星（弼星）の魂神であるとする。
== 星空における北斗七星 ==
* α星とβ星を結んだ線をα星側に5倍ほど延長すると[[ポラリス (恒星)|ポラリス]]（現在の星側に5倍ほど延長するとポラリス（現在の[[北極星]]）に突き当たる。このため真北の方角を探すためによく用いられる。* δ星からη星までの弓なりのカーブを延長すると[[うしかい座]]の1等星[[アークトゥルス]]に行き当たり、さらに延ばすとの1等星アークトゥルスに行き当たり、さらに延ばすと[[おとめ座]]の1等星[[スピカ]]に届く。この星の並びを「[[春の大曲線]]」と呼ぶ。{{中央|<gallery widths="180px" heights="180px">Ursa Major, Ursa Minor and Polaris.png|北極星との位置関係Spring triangle asterism.png|春の大曲線 : 北斗七星(左上)の柄杓カーブを延ばした(矢印)先にアークトゥルス、さらに延ばせばスピカがある。</gallery>}}の1等星スピカに届く。この星の並びを「春の大曲線」と呼ぶ。
== 北斗七星にまつわる伝承や民俗 ==
北斗七星の形状は、世界の様々な地方で柄杓や[[スプーン]]などに喩えられてきた。多くの伝承で、北斗七星は[[南斗六星]]と対をなす存在としてとらえられている。
