ホレのおばさんが布団を振るうと雪が降るのは、羽毛が雪に例えられているからだが、ホレのおばさん自身、あるいはその使役神が鳥神であることを示していると考える。また、おばさんの布団は、ホレのおばさんが自ら織った「'''魔法の雲(織物)'''」であって、そこから雨水や雪が人々にもたらせるし、新たな太陽(や場合によっては月)もそこから誕生するのである。このような織物の技を持っているホレのおばさんは「[[西王母型女神]]」であって、天候神でもある。
本来、継子には「[[黄帝]]の戦いを助ける正しい軍神女神」としての性質があったと思われるが、「'''正しい行い'''」は民間伝承化するにつれて「'''真面目に働くこと'''」に変化していくように思う。心が優しくて異種のものにも親切なところも大事な要素である。ともかく、[[人身御供]]にされた継子は上位の女神であるホレのおばさんにより太陽女神に再生される。
一方、継子と対立する「正しくない娘」の方は、「正しくない」がために「'''罰を受けなければならない女神'''」となる。(こちらの娘の本来の姿は、[[人身御供]]を肯定する[[炎帝神農|炎帝]]を助ける女神なため、正しくない、とされていると思われる。)
== 関連項目 ==