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21 バイト除去 、 2022年9月12日 (月) 06:59
:天から降りてきた6村の長が有徳の王を求めて評議していたところ、霊気が蘿井の麓に下ったので見に行った。白馬が跪いている様が伺えたが、そこには紫(青色)の卵があっただけで、馬は人の姿を見ると嘶いて天に昇った。卵を割ってみると中から男の子が現れ出て、その容姿は優れていた。村長たちは男の子を沐浴させると、体の中から光が出てきた。鳥や獣は舞い踊り、地は震え、日月の光は清らかであった。このことに因んで赫居世王と名づけ、居瑟邯<ref>「居西干」と同語の音写</ref>(きょしつかん、コスルガム)と号した。王となったとき赫居世は13歳であり、同時に同じく神秘的な出生をした閼英を王妃とし、国号を徐羅伐(ソラボル)・徐伐(ソボル)<ref>『三国遺事』のこの箇所には「今俗訓京宇云徐伐。以此故也。」という分注がある。徐伐(ソボル)は、首都金城(慶州市)付近を指している。ちなみに「都」(ソウル)とは無関係である。</ref> とした。国号についてはあるいは斯羅(シラ)・斯盧(シロ<ref>現代日本音ではシロだが古い音はシラ</ref>)ともいう。
『三国遺事』や『三国遺事』によると、中国の王室の娘『三国遺事』によると、中国の王室の娘[[娑蘇夫人]]が、夫がいないのに妊娠したので海を渡り、中国から辰韓にたどり着き、赫居世居西干とその妃閼英夫人を生んだ<ref>延恩株, 2011, p92-p. 93</ref><ref>野村伸一, 2001, p3</ref><ref>韓国民族文化大百科事典</ref><ref>国語国文学資料辞書</ref>。
『三国遺事』巻五「感通第七」条には以下の記述がある<ref>金思燁訳注『完訳 三国遺事』、明石書店、1997年、p385-p386 ISBN 978-4750309927</ref>。

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