=== 神人の尾について ===
これについては神話的には主にいくつかの説があると考える。
* ウナギ:インドネシア、ヴェマーレ族の神話に、大洪水は「ウナギ」が起こした、とある。'''ウナギ''':インドネシア、ヴェマーレ族の神話に、大洪水は「ウナギ」が起こした、とある。* 蛇:'''蛇''':'''[[伏羲]]'''には蛇の尾がついている。大洪水を生き残った神である。には蛇の尾がついている。大洪水を生き残った神である。治水を行った禹も「毒蛇」である。
** 男根:台湾の伝承には巨大な男根を持つ巨人が出てくる。大洪水に関連している巨人である。<br/>
いずれも「大洪水」の神話に関する存在なので、元は一つの「同じもの」なのだけれども、ウナギと蛇と男根では、少なくとも現代的な感覚では乖離が大きいと感じる。現代の中国神話から見れば「'''伏羲の蛇の尾'''」というのが一番の正解と考える。頭上に太陽を頂き、周囲に星々が散りばめられている構図は、神話に見られる伏羲・女媧図に非常に似ているのではないだろうか。「太陽神石刻」は「天の太陽と地のダロン(後の伏羲)」と考える。そしてこの頃はまだ「'''[[女媧]]'''」という概念が発生していなかったと思われる。彼女の原型は人物像の頭上に輝く「太陽」であって「'''白(バイ)'''」と呼ばれていたのではないだろうか。図の太陽そのものが後のミャオ族神話の「'''[[バロン]]'''」であり、そこから中国神話の[[女媧]]が発生していると考える。この頃はまだ母系の文化だったので「男性の上位に女性(太陽)がきて、男性が女性を支える」と考えられていた社会だったのだろう。