[[ファイル:Butterfly-shaped ivory vessel with the pattern of two birds facing the sun(Neolithic) in Zhejiang Museum.JPG|thumb|300px|「双鳥朝陽象牙蝶形器」。太陽に向かう2羽の鳥が描かれた象牙の容器。紀元前5000年頃-紀元前4500年頃(浙江省博物館)。<br />この図案の鳥は'''雄鶏'''であり、彼らの頭上にみえるのはトサカだと考える。河姆渡文化からは他にも「双頭三足の雄鶏が太陽を支える図が出土している」。]]
蚩尤の起源は古く、[[河姆渡文化]](紀元前5000年頃~紀元前4500年頃)にさかのぼると考える。台湾アミ族タバロン社の伝承に、空を飛ぶ'''テオイツ'''とアラモルグッドという半神半人の英雄神が登場する。台湾原住民は約6000年前に現在の上海付近から海上に乗り出して台湾に移動した人々であり、[[河姆渡文化]]・[[馬家浜文化]]の神話に類した神話を持っていると考えられる。「空を飛ぶ英雄神」とは鳥トーテムを示しており、二人の英雄神は太陽を支える双鳥と思われる。すなわち、テオイツという名の英雄は、太陽を支える英雄神の一人であり、敵と戦う英雄でもあった。名前の子音からこの「テオイツ」が後の中国神話の蚩尤、祝融、饕餮の原型と考える。
中国外ではインド神話を中心とした印欧語族の神ティワズ(シヴァ)、日本では多度、近戸、須佐之男という名に影響を与えたと考える。