=== 亀人形態 ===
体は[[ウロコ]]で覆われ、嘴があり、頭には皿を乗せている。頭の皿が割れると死ぬ、または力を失い衰弱する。背中に甲羅があり手足に水掻きがある。絵画では、[[親指]]がない、[[爬虫類]]状の手をした姿で描かれることが多い。亀のように四本足で歩く絵も見受けられる。体はウロコで覆われ、嘴があり、頭には皿を乗せている。頭の皿が割れると死ぬ、または力を失い衰弱する。背中に甲羅があり手足に水掻きがある。絵画では、親指がない、爬虫類状の手をした姿で描かれることが多い。亀のように四本足で歩く絵も見受けられる。
絵の題材にされることは多いが、[[キュウリ]]が好物という以外には、具体的に何をしたという特徴もない。一般的な河童の想像図に近い反面、目撃談は意外に少ない。絵の題材にされることは多いが、キュウリが好物という以外には、具体的に何をしたという特徴もない。一般的な河童の想像図に近い反面、目撃談は意外に少ない。
=== 類人猿形態 ===
全身が[[体毛|毛]]に覆われている。口には[[牙]]があり、[[鼻]]の造形がはっきりしない。頭部にはくぼみがあり、そこに常に[[水]]を溜めている。頭部の水が乾くと死ぬ、または衰弱する。手には親指があり、足には[[かかと]]がある。相撲が得意でよく人間の子供と遊ぶ。全身が毛に覆われている。口には牙があり、鼻の造形がはっきりしない。頭部にはくぼみがあり、そこに常に水を溜めている。頭部の水が乾くと死ぬ、または衰弱する。手には親指があり、足にはかかとがある。相撲が得意でよく人間の子供と遊ぶ。
存在する河童絵の3割程度は猿型だが、中には背中の甲羅が書かれていないものもある。
[[北海道]]の[[ミントゥチ]]が[[アイヌ]]の古い伝承しかないのに対し、[[九州]]本土や[[五島列島]]、[[沖縄県|沖縄]]などでは近世・近代の目撃が非常に多い。北海道のミントゥチがアイヌの古い伝承しかないのに対し、九州本土や五島列島、沖縄などでは近世・近代の目撃が非常に多い。
昭和以降の目撃談にある「遠目には人間に見えた」とする印象に近く、甲羅を[[紐]]で結んでいる絵も多く見受けられるので、甲羅様の道具を[[蓑]]のように使っている人間であるとも考えられている。ごくまれに、甲羅でなく[[蓑]]のようなものに背中を覆われている絵もある。昭和以降の目撃談にある「遠目には人間に見えた」とする印象に近く、甲羅を紐で結んでいる絵も多く見受けられるので、甲羅様の道具を蓑のように使っている人間であるとも考えられている。ごくまれに、甲羅でなく蓑のようなものに背中を覆われている絵もあ
九州では人間の歌や落石、倒木、[[ダイナマイト]]の爆破音を真似するという伝承がある。河童が人間を真似た[[歌]]は、節は奇麗だが言葉は不明であったとされている。九州では人間の歌や落石、倒木、ダイナマイトの爆破音を真似するという伝承がある。河童が人間を真似た歌は、節は奇麗だが言葉は不明であったとされている。
== 行動 ==