盗む鳥

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天命の書板

ズー

 
単頭のライオン頭の鷲「ズー(アンズー)」。紀元前2550年~2500年。ルーブル美術館蔵

ズー)は、メソポタミア神話(バビロニア神話)に登場する。現在ではアンズーAnzū)がより正確な呼称であるとされる。ライオンの頭を持つワシの姿で表されることがある。

ズーは天の主神エンリルの随獣であり彼に仕えていたが、主神権の簒奪を目論み、主神権の象徴である「天命の書板」を盗み出してしまう。この話はいくつかバージョンがあり、あるバージョンでは、「天命の書板」を取り返すために神々がルガルバンダを送り込み、彼がズーを殺したことになっており、また別のバージョンでは、エアとベレト・イリがニヌルタを書板の奪還に向かわせたという。また、アッシュールバニパルの讃歌では、マルドゥクがズーの討伐を命じられている。

トゥプシマティ(Tupsimati)

「天命の書板(Tablet of Destinies)」のこと。 メソポタミア神話では、運命の石版[1][2]は、楔形文字で刻まれた粘土板に円柱の印章を押したもので、エンリル神に宇宙の支配者としての最高権威を与える永遠の法的文書と考えられていた。

シュメール語の詩『ニヌルタと亀』では、石版を持つのはエンリルではなくエンキ神であり、エンキが石版を盗んでアプスー(apsû、abzu)に持ち込んだためである[3][4]。エンキは、世界の創造者であり、知識および魔法を司る神とされる。この詩とアッカド語の『アンズー』の詩もまた、鳥イミュグド(シュメール語)またはアンズー(アッカド語)に石版を盗まれるという懸念を共有している。

後期バビロニアの文書エヌマ・エリシュによると、神々の父であったアプスーは、若い世代の神々に平穏な眠りを乱されたため、彼らを滅ぼそうとした。アプスーの孫にあたり、当時神々の中で最強であったエンキは、若い世代の神々の代表に選ばれた。彼はアプスーに魔法をかけて深く眠らせたうえ、地底深くに閉じ込めて殺した。エンキ(エア)は、世界を豊かに保つ力をアプスーから獲得し、そのまま地底を住処として、淡水および繁殖を司る神としての役割を継承した。夫のアプスーを殺されたティアマトは、エアの子供世代の神々を殺そうと企み、キングーに石版を与え軍の指揮権を委ねるが、エアの息子マルドゥクがキングーから天命の粘土板を奪い勝利を収めた。天地の秩序を取り戻し、確立したマルドゥクはエンリルに代わって神々の王となった(「運命の石版」を手に入れた。)

マルドゥクの息子とされた書記と書記官の神ナブーが、人類の運命が記された「運命の石版」の保持者であった。ナブーは文字の神として、個々の人間に与えられた運命を石版に刻み、書記神ニヌルタと関連付けられた[5]。知恵者としては、メソポタミアの月神シンと関連があった。メソポタミアにおいてシンは月を司り[6]、大地と大気の神としても信仰されていた[7]。月の規則正しく満ちては欠ける性質から「暦を司る神」とされた。「暦の神」としてのシンは「遠い日々の運命を決める」力を持っていたとされ、彼の練る計画を知った神はいないとされる。シンはエンリルとニンリルの息子である。

もともとナブーは西部セム族の神であり、アムル人によって紀元前2000年過ぎ頃、恐らくマルドゥクが導入されるのとほぼ同時期にメソポタミアに導入された[8]。ナブーは当初はマルドゥクの書記官で大臣であるとされていたが、後に息子であるとされた。

「運命の石版」はシュメール時代にはエンキの持ち物とされていたが、その頃(前3500年頃 - 前3100年頃)から鳥イミュグド(アンズー)に盗まれる、という神話があったようである。

ズーに関連するもの

トートとナブー:書記の神・月と関連する神

トート(ギリシャ語:Θωθ)は、古代エジプトの知恵を司る神。エジプト初期王朝時代(第1 - 2王朝)以前から(紀元前3100年よりも前)から信仰されていた。古代エジプトでの発音は、完全には解明されていないがジェフティ(エジプト語:ḏḥwty)と呼ばれる。聖獣は、トキとヒヒである。主にヘルモポリスで信仰された。

多くの信仰を集め、長い間、様々な広い地域で信仰されたため、知恵の神、書記の守護者、時の管理人、楽器の開発者、創造神などとされ、王族、民間人問わず信仰された。

ヘリオポリス神話において世界ができた時、自らの力で石から生まれたとされる説が有名である(この場合、早く生まれたために足が悪くなったとされる)。神話では、世界は、八柱神(オグドアド)によって作り出されたとされている。その後この神々が眠りにつくが世界が終焉を迎えた時、また新しい世界を生み出すために神々を目覚めさせなければならない。この役目を請け負ったのがトートだとされる。あるいは、トートが創造神とされた。

トートは神々の書記であり、ヒエログリフを開発したことから書記の守護者とされた。死者の審判においては、全ての人の名前や行動を生前の内から記録しているとも、アヌビスが死者の心臓を計りにかけ、トートは、死者の名前を記録する作業を行うともいう。王が即位した時には、その王の名前をイシェドと呼ばれる永遠に朽ちない葉に書き記す。

トートは月と賭けをして勝ち、時の支配権を手に入れた。そこで太陽神の管理できない閏日を5日間作った(太陰暦と太陽暦の差)。月としての属性を得たため太陽の沈んだあとの夜の時間は、トート神が太陽にかわって地上を守護するとされる。

トートは、魔法に通じておりイシスに数多くの呪文を伝えた。病を治す呪文も熟知していることから医療の神の面もある。

トートはナブーと同様、「人の運命が書かれた書物」を使用している。トートにはこれを盗まれた、という神話はないようである。トートそのものが、管理者であり、鳥神である。

ヘルメースとアポローン

神話

ギリシア神話のヘルメースは早朝に生まれ、昼にゆりかごから抜け出すと、まもなくアポローンの飼っていた牛50頭を盗んだ。ヘルメースは自身の足跡を偽装し、さらに証拠の品を燃やして牛たちを後ろ向きに歩かせ、牛舎から牛が出た形跡をなくしてしまった。翌日、アポローンは、占いによりヘルメースが犯人だと知る。アポローンはヘルメースに、牛を返すように迫るが、ヘルメースは「生まれたばかりの自分にできる訳がない」とうそぶき、ゼウスの前に引き立てられても「嘘のつき方も知らない」と言った。それを見たゼウスは、ヘルメースに対してアポローンに牛を返すように勧めた。ヘルメースは牛を返すがアポローンは納得しなかった。ヘルメースは生まれた直後(牛を盗んだ帰りとも)に洞穴で捕らえた亀の甲羅で作った竪琴を奏でてみせた。それが欲しくなったアポローンは牛と竪琴を交換してヘルメースを許し、さらにヘルメースが葦笛をこしらえると、アポローンは友好の証として自身の持つケーリュケイオンの杖をヘルメースに贈った(牛はヘルメースが全て殺したため、交換したのはケーリュケイオンだけとする説も。なお、殺した牛の腸を竪琴の材料に使ったとも)。このときアポローンとお互いに必要な物を交換したことからヘルメースは商売の神と呼ばれ、生まれた直後に各地を飛び回ったことから旅の神にもなった。

ヘルメースの性質

上位の神と知恵くらべ(ある意味「力くらべ」)を行って勝ち、相手の友情を得る点は、ガルーダとインドラとの関係に似る。

後世に錬金術と関連づけられていることから、「知恵と魔法の神」として、ヘレニズム時代(紀元前4世紀~1世紀)にトートと習合したか?

本項の鳥神達とは

  • 泥棒に関連する点
  • 死者を冥界から出し入れする点に、「人の運命と関連する」点
  • 鳥ではないが、空を飛ぶ性質を持つ点

が共通する。

モイラ・運命と秩序の女神

モイラΜοῖρα, ラテン翻字:Moira)は、ギリシア神話における「運命の三女神」である。幾つかの伝承があるが、クロートー、ラケシス、アトロポスの3柱で、姉妹とされる。

最初は単数で一柱の女神であったが、後に複数で考えられ、三女神で一組となり、複数形でモイライ(Moirai)と呼ばれる。プラトーン(紀元前5~4世紀)の『国家』の末尾にある『エルの物語』ではクロートーが「現在」、ラケシスが「過去」、アトロポスが「未来」を司る神として登場している。

モイライはゼウスの権威に従っており、ゼウスは彼女達に、物事の自然の秩序が尊重されるべく計らうよう命じたとされている。しかし、トロイア戦争(紀元前8~2世紀頃成立)の物語においてはゼウスがモイライの決定に逆らえないことが示唆されている[9]。この様に神々と運命との関係はしばしば矛盾に陥っており、ゼウスは時に運命を支配しているようであり、時に運命の決定に従っているようにも描写されている[10]

  • 人の運命を定める女神
  • 物事の自然の秩序を守る女神

である。

モイラは「誕生」「人生」「死」の流れを定め、その秩序を維持する神のように思える。それに反して、死者をよみがえらせる等、いわば「秩序の流れを逆向きにさせる」ことで人の運命に関わる神がヘルメースといえる。

ノルンとアルファル

ノルンテンプレート:Lang-non)は、北欧神話に登場する運命女神。複数形はノルニルテンプレート:Lang-non)。

その数は非常に多数とも言われ、アールヴ族や、アース神族ドヴェルグ族の者もいる(『スノッリのエッダ』による)。しかし、通常は巨人族の3姉妹である長女ウルズ、次女ヴェルザンディ、三女スクルドのことのみを意味する場合が多い。彼女ら3人の登場により、アースガルズの黄金の時代は終わりを告げたとされている。

世界樹ユグドラシルの根元にあるウルザルブルン(「ウルズの泉」)のほとりに住み、ユグドラシルに泉の水をかけて育てる。ウルズとヴェルザンディは木片にルーン文字を彫る。スクルドはワルキューレの一人。

概要

ノルンは北欧神話においてさまざまな血統の人々の運命を支配する多数の女性的存在、ディースdísir[11]の1種である。

イギリスの伝説は、3人の魔女たち(Weird Sisters。しばしばWyrd SistersThree Weird Sistersと呼ばれる)のことを語るが、そこでは、その名自体が「運命(fate)」を意味する名前を付けられたノルニルの1柱の名前「Urðr」の英語形「Wyrd」が登場する。

スノッリ・ストゥルルソンによる『古エッダ』の『巫女の予言』の解説によれば、最も重要視される3柱のノルニル、ウルズテンプレート:Lang-nonテンプレート:Lang-en)、ヴェルザンディテンプレート:Lang-non)、スクルドテンプレート:Lang-non)は、ウルズの泉(運命の泉)の畔の住居から出てきて、泉から水を汲み上げ、泥をすくい、それらを混ぜたものをユグドラシルに注ぐことで樹勢を保たせている[12]。 彼女たちノルニルは、ヨトゥンヘイムからやって来て神々の黄金時代を終わらせた、3人の手強い巨人の乙女(ヨトゥン)であると説明される[12][13]

また彼女たちは、『ヴァフスルーズニルの言葉』(下記参照)で説明される、「メグスラシルMögþrasir)の娘たち」と同一のものかもしれない[12]。彼女たち3柱のノルニルに加えて、人が生まれたときその人の将来を予め定めるために、多くの他のノルニルがその場に到着する[12]。悪意あるノルニルと善意のノルニルがおり、後者がいわゆる守護女神である一方で、前者は世界中にすべての悪意と悲惨な出来事をもたらしたという[12]

利益と損失の両方をノルニルが運んで来るという言い伝えは、キリスト教が入ってきた後も信じられていた。その証拠として、ボルグンド・スターヴ教会で見つかった「テンプレート:仮リンク」が挙げられる。

「ÞórirはOlausがここを通って旅したとき、彼のためのミサの直前に、このルーン文字を刻んだ。ノルニルは良いことと悪いことの両方、そして大きな労苦……彼女らは私のために作り出した」[14]

語源の説明

「運命(fate)」を意味するウルズUrðrWyrdWeird)およびヴェルザンディVerðandi)は、ともに古ノルド語で「~になる」という意味の動詞 verða と関係があり、前者はその過去形、後者はその現在形に由来する。スクルドSkuld)は「~だろう」という意味の動詞 skulu と関係がある[12]。過去を司るウルズ、現在を司るヴェルザンディ、未来を司るスクルド、という解釈が一般的であるものの、その根拠は北欧神話にはなく、むしろ3柱全員が未来を象徴している[12]。さらに、3柱の主要なノルニルがいるという考え方は、ギリシア神話ローマ神話において同様に糸を紡いでいる運命の女神モイライパルカイが後世に及ぼした影響である可能性がある[12]

ノルンnorn)の名の起源は確かではない。しかし、その名は「編む(to twine)」という意味の単語に由来している可能性がある。そしてそのことは、彼女らが運命の糸を編んでいるとされることに当てはまるだろう[12]

他のゲルマン民族の女神との関係

ノルニル、フィルギャハミンギャワルキューレの間に、さらにこれらの総称語「テンプレート:仮リンク(複数形:ディーシル, dísir)」との間にも、はっきりとした区別はない。さらに、テンプレート:仮リンクは、このような語がテンプレート:仮リンクで死すべき運命の女性を言い表すのに使われることを認め、また女性のために使用される多様な名前についてスノッリ・ストゥルルソンの『詩語法』を引き合いに出す。すなわち、女性はテンプレート:仮リンクやワルキューレ、ノルニル、または超自然的な種族の女性に拠って隠喩で呼ばれることがあるとする[15]

主要な出典

ノルニルに関する古ノルド語の出典元が多数残っている。ほとんどの重要な出典は、『散文エッダ』(スノッリのエッダ)と『詩のエッダ』である。前者が古い詩に加えて12世紀から13世紀にかけての族長であり学者であるスノッリ・ストゥルルソンによって改作された物語、説明、解説を含んでいる一方で、後者はノルニルが頻繁に引き合いに出される古い詩を含んでいる。

散文エッダ

スノッリ・ストゥルルソンの『散文エッダ』の一部は『ギュルヴィたぶらかし』と呼ばれているが、その中でスウェーデンの王ギュルヴィが自分をテンプレート:仮リンクと名乗ってヴァルハラを訪ねる。そこで彼は、3人の男の姿をとったオーディンから、北欧神話についての教養を得る。3人の男は、3柱の主要なノルニルがいること、しかしさらに、アース神族エルフ小人といった、それ以外のさまざまな血統の者がいることを、ギュルヴィに説明する。

「泉のそばのトネリコの下に、館が建っていて、それは美しいものだ。そして、その館から、次のように呼ばれる3人の乙女が出て来る。それがウルズ、ヴェルザンディ、スクルド。これらの乙女が人間の人生の終わりを決める。我々は彼女たちをノルニルと呼ぶ。しかし、多くのノルニルがいる。生まれた子供それぞれのところへ、その人生を定めるために来る人々である。彼らは神の血統であるが、第2の種族は妖精族であり、そして第3は小人族である。ここに言われているように。
大部分の出自はばらばらだ、
は、ノルニルはそうなのだと言おう――
彼らが共通の一族であると主張しないことを。
何人かはアース神族であり、
何人かは妖精族であり、
何人かはテンプレート:仮リンクの娘である。」
その時、ガングレリが言った。「もしノルニルが人間の運命を左右するならば、その時、彼女たちは非常にむらのある振り分けをします。何人かには楽しくて豪華な人生があるが、他の人々にはほとんど財産や名声がありません。何人かには長い人生があって、他の人々には短い人生があります。」ハールは言った。「高潔な血統の良いノルニルは、楽しい人生を定める。しかし、凶悪な運命によって苦しめられるそうした人々は、凶悪なノルニルによって支配されている。」[16]

3柱の主要なノルンたちが、ウルズの泉から水を汲み、ユグドラシルに水をやる。

さらに言おう、ウルズの泉のそばにこれらのノルニルが住んでおり、毎日、泉の水を汲み、泉の周りにある土とともに、いつまでもその枝を衰えさせも腐敗もさせないためにトネリコの上にそれを撒く。その水がとても神聖であるため、すべてのものが泉に入ることで卵殻の内側にある膜と同じぐらいに白くなる、――ここに言われているように。
ファイル:Faroe stamp 431 The Norns and the Tree.jpg
……「最も年下のノルン、スクルドと呼ばれる彼女が戦いを裁決する」……。フェロー諸島で2003年に発行された郵便切手テンプレート:仮リンクによって描かれたノルニル。
私は、知っている
ユグドラシルと呼ばれているトネリコが立っているのを。
雪のような白い土を
振りかけられる高い樹だ。
それから露が生じ、
谷間に降る――
それは、いつも緑のままで立っている
ウルズの泉の上に。
そこから大地の上へ降るその露は、人間によって蜂蜜と呼ばれ、それが蜜蜂を育てるのだ。また2羽の鳥がウルズの泉で養われている。それらは白鳥と呼ばれ、そしてそれらの鳥からそう呼ばれる鳥の血統が生じたのだ。」[16]

スノッリは、最も若いノルンのスクルドが、また実質的にはワルキューレであること、殺害された者から戦士を選り抜くことに参加することを読者に知らせる。

これらは、ワルキューレと呼ばれ、彼女らをオーディンはあらゆる戦場に送る、そして彼女らは男たちの最期を決め、また勝利を与える。テンプレート:仮リンク(Gudr)とロタ、そして運命の女神の末っ子のスクルドが、虐殺するものを手にとり、戦いの帰結を決定するために進む[16]

詩のエッダ

詩のエッダ』は、スノッリが『散文エッダ』に記載した情報の元になった詩がより古い文献の代わりとなることから、価値がある。『ギュルヴィたぶらかし』にあるように、『詩のエッダ』は3柱の主要なノルニルに加えて、より目立たない多くのノルニルが存在することに言及する。さらに、小人のノルニルは小人の娘であるなど、彼らがいくつかの血統の出身であると話されることにより、『ギュルヴィたぶらかし』と一致する。また、3柱の主要なノルニルが女巨人たち(女性のヨトゥンたち)であったことを暗示している[17]

テンプレート:仮リンク』は、シグルズによる致命傷で死んでいくドラゴンのファーヴニルとシグルズとの間のやりとりを含んでいる。英雄は多くの事柄についてファーヴニルに尋ね、その事柄の1つがノルニルの本質であった。ファーヴニルは彼らがたくさんいること、いくつかの血統があることを説明する。

Sigurðr kvað:
12. "Segðu mér, Fáfnir,
alls þik fróðan kveða
ok vel margt vita,
hverjar ro þær nornir,
er nauðgönglar ro
ok kjósa mæðr frá mögum."
-
Fáfnir kvað:
13. "Sundrbornar mjök
segi ek nornir vera,
eigu-t þær ætt saman;
sumar eru áskunngar,
sumar alfkunngar,
sumar dætr Dvalins."[18]
大意
シグルズ「運命の女神とは誰ですか」
-
ファーヴニル「女神たちにはアース神族も妖精もドヴァリンの娘もおり1つの一族ではない」

3柱の主要なノルニルが元来は女神ではなく女巨人(ヨトゥン)であったことは、『巫女の予言』と『テンプレート:仮リンク』で明らかにされている。彼女たちの到着は神々の初期の幸福な時代を終焉させたが、しかし彼女たちは人間の幸福のためにやって来たのである。

『巫女の予言』は、ヨトゥンヘイムから神々の元にやって来たと報告される、3人のおそろしく力強い女巨人たちを関連づける。

8. Tefldu í túni,
teitir váru,
var þeim vettergis
vant ór gulli,
uns þrjár kvámu
þursa meyjar
ámáttkar mjök
ór Jötunheimum.[19]
大意::ヨトゥンヘイムから3人の強力な娘が来るまで、神々は黄金製のものに何の不足もなかった。

『ヴァフスルーズニルの言葉』は、守護霊(ハミンギャ)として地上の人々を守るためにやって来た乙女の巨人たちについて話す時、おそらくノルニルに言及しているだろう[12][20]

49. "Þríar þjóðár
falla þorp yfir
meyja Mögþrasis;
hamingjur einar
þær er í heimi eru,
þó þær með jötnum alask."[21]
大意
3人がメグスラシルの娘の家を襲い、娘たちは巨人の元で育つ。家には守護霊がいた。

巫女の予言』は、『ヴァルズルーズニルの言葉』がたぶんしただろうと同様に乙女としての彼女たちを指す3柱の主要なノルニルの名前を含んでいる。

20. Þaðan koma meyjar
margs vitandi
þrjár ór þeim sæ,
er und þolli stendr;
Urð hétu eina,
aðra Verðandi,
- skáru á skíði, -
Skuld ina þriðju;
þær lög lögðu,
þær líf kuru
alda börnum,
örlög seggja.[19]
大意
3人の知恵ある娘――1人目はウルズ、2人目はヴェルザンディで2人が木片を彫った。3人目がスクルド。彼女たちが人間の運命を決める。

ノルニルは、新しく生まれた子供に、彼または彼女の未来を割り当てるべく、その家を訪ねる。そして『テンプレート:仮リンク』にあるように、ノルニルがその屋敷に到着すると、英雄テンプレート:仮リンクがちょうど生まれた。

ファイル:Faroese stamps 552-553 nordic issue.jpg
「……しかし多くのノルニルがいる。その人生を定めるため、生まれた子供それぞれのところへやって来る……」。フェロー諸島で2006年に発行された切手にアンカー・エリ・ペーターセンによって描かれたノルニル(画像左側)。
2. Nótt varð í bæ,
nornir kómu,
þær er öðlingi
aldr of skópu;
þann báðu fylki
frægstan verða
ok buðlunga
beztan þykkja.
-
3. Sneru þær af afli
örlögþáttu,
þá er borgir braut
í Bráluni;
þær of greiddu
gullin símu
ok und mánasal
miðjan festu.
-
4. Þær austr ok vestr
enda fálu,
þar átti lofðungr
land á milli;
brá nift Nera
á norðrvega
einni festi,
ey bað hon halda.[22]
大意
運命の女神が来て王として尊敬される運命を決めた。彼女たちは金色の糸で運命の糸を撚った。ネリ(女巨人[23])は1本の綱を投げた。

テンプレート:仮リンク』において、テンプレート:仮リンクは、テンプレート:仮リンクと結婚するために彼女の父: ヘグニ(Högni)と兄弟のブラギ(Bragi) を殺してしまった事実に対し、ノルニルを呪う。

26 "Er-at þér at öllu,
alvitr, gefit,
- þó kveð ek nökkvi
nornir valda -:
fellu í morgun
at Frekasteini
Bragi ok Högni,
varð ek bani þeira.[24]
大意
運命の女神のせいもあろうが、私(ヘルギ)が父と弟を殺した。
ファイル:Ring50.jpg
アーサー・ラッカムが楽劇『ニーベルングの指環』の挿絵に描いた3人のノルン。

スノッリ・ストゥルルソンが『ギュルヴィたぶらかし』の中で明示したように、人々の運命は各自のノルニルの慈悲深さや悪意に左右された。『テンプレート:仮リンク』において、水に住む小人のテンプレート:仮リンクは、自分の境遇を、おそらくは小人テンプレート:仮リンクの娘の1人であった悪いノルニルのせいにした。

2. "Andvari ek heiti,
Óinn hét minn faðir,
margan hef ek fors of farit;
aumlig norn
skóp oss í árdaga,
at ek skylda í vatni vaða."[25]
大意
私は昔、運命の女神から、水の中で暮らすよう運命づけられました。

悪い境遇の原因となっているノルニルのもう1つの例が、『テンプレート:仮リンク』にみられる。そこでは、ワルキューレブリュンヒルドが、シグルズの抱擁を求めるその長い切望のために、悪意あるノルニルを呪っている。

7. Orð mæltak nú,
iðrumk eftir þess:
kván er hans Guðrún,
en ek Gunnars;
ljótar nornir
skópu oss langa þrá."[26]
大意:運命の女神が、私の心にグズルーンの夫に対する憧れを生じさせた。

ブリュンヒルドについては、ブルグント族の王グンナルおよびその兄弟がシグルズを殺したこと、その後、来世でシグルズと一緒になるために自殺することが説明される。彼女の兄アトリ(アッティラ)は、ブルグントの王を殺して彼女の死の復讐をなしたが、アトリが彼らの姉妹のテンプレート:仮リンクと結婚していたことから、アトリは間もなく彼女によって殺された。『テンプレート:仮リンク』において、ノルニルは夢の中で、アトリの妻がアトリを殺すということをアトリに教えるというかたちで、積極的に一連の事件に参加してくる。夢の描写はこの節から始まる。

"Svá mik nýliga
nornir vekja," -
vílsinnis spá
vildi, at ek réða, -
"hugða ek þik, Guðrún
Gjúka dóttir,
læblöndnum hjör
leggja mik í gögnum."[27]
大意
アトリは妻グズルーンによって剣で刺し殺される夢を見、ノルニルの予言で起こされたと妻に告げる[28]

彼女の夫アトリと2人の間の息子たちを殺してしまった後、グズルーンは『テンプレート:仮リンク』にあるように、彼女の不幸を理由にノルニルを呪う。そこではグズルーンは、自殺を試みることによってノルニルの怒りを逃れようとしてみることについて話す。

13. Gekk ek til strandar,
gröm vark nornum,
vilda ek hrinda
stríð grið þeira;
hófu mik, né drekkðu,
hávar bárur,
því ek land of sték,
at lifa skyldak.[29]
大意
運命の女神から逃れるべく海で入水自殺を図ったが、波によって岸に戻された。

『グズルーンの扇動』では、グズルーンの息子たち(父はヨーナク王)が彼らの姉妹テンプレート:仮リンクの無惨な死に復讐するよう、グズルーンが彼らをどのように扇動したかを報告している。『テンプレート:仮リンク』において、まさにその復讐に至るまでのゴート族の王テンプレート:仮リンクの元への彼女の息子たちの遠征は、破滅的なものであった。自分がゴート族の手で死ぬことを知って、グズルーンの息子セルリ(Sörli)は、ノルニルの無慈悲さを語る。

29. "Ekki hygg ek okkr
vera ulfa dæmi,
at vit mynim sjalfir of sakask
sem grey norna,
þá er gráðug eru
í auðn of alin.
-
30. Vel höfum vit vegit,
stöndum á val Gotna,
ofan eggmóðum,
sem ernir á kvisti;
góðs höfum tírar fengit,
þótt skylim nú eða í gær deyja;
kveld lifir maðr ekki
eftir kvið norna."
-
31. Þar fell Sörli
at salar gafli,
enn Hamðir hné
at húsbaki.[30]
大意
運命の女神が死の宣告を下したらもう生き続けることは誰にもできない。

ノルニルが隠れて作用する究極的な権威ある存在であった上は、彼女らが魔力として言及される可能性があることは驚くべきことではない。たとえば『テンプレート:仮リンク』においてテンプレート:仮リンクによって彼女たちについて言われるように。

17. Á gleri ok á gulli
ok á gumna heillum,
í víni ok í virtri
ok vilisessi,
á Gugnis oddi
ok á Grana brjósti,
á nornar nagli
ok á nefi uglu.[31]
大意
ルーン文字の彫られるところは、たとえばノルニルの爪の上などである。

伝説のサガ

ファイル:Nornorna spinner ödets trådar vid Yggdrasil.jpg
ノルニルはユグドラシルの根元で運命の糸を紡ぐ。彼女たちの足元に、ウルズの泉があり、世界中にいるすべての白鳥を生んだとされる2羽の白鳥がいる。

テンプレート:仮リンクのいくつかも、ノルニルについて参考になることを含んでいる。『ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ』は、『フレズの歌』(Hlöðskviða。『フン戦争の歌』とも)と呼ばれる詩を含んでおり、そこでは、ゴート族の王テンプレート:仮リンクが、フン族であり彼の腹違いの兄弟であるテンプレート:仮リンクによって指揮されたフン族軍の侵攻を破る。彼の姉妹、テンプレート:仮リンクテンプレート:仮リンクが犠牲者の1人と知っているアンガンチュールは、彼の兄弟の死んだのを直視し、ノルニルの残虐さを嘆く。

32. Bölvat er okkr, bróðir,
bani em ek þinn orðinn;
þat mun æ uppi;
illr er dómr norna."[32]
大意
ノルニルの与えた運命は厳しく、我々はお前たちの殺害者となり罵られる。

より新しい時代に成立した伝説のサガにおいて、たとえば『ノルナゲストの話』と『テンプレート:仮リンク』で、ノルニルはテンプレート:仮リンク(魔女、巫女)と同義だったようである。『ノルナゲストの話』では、彼女たちは彼の運命をかたちづくるために英雄の誕生の時に到着するが、ノルニルは運命の織物を織るとは説明されず、代わりに、巫女(valavölva)の同義語としてあっさりと現れる。

書き残された最近の伝説のサガの1つ、『フロールヴ・クラキのサガ』は、単に凶悪な魔女だとしてノルニルについて語っている。邪悪なテンプレート:仮リンクの王女テンプレート:仮リンクテンプレート:仮リンクを攻撃すべく彼女の軍を集める時、死せる戦士に加えて、エルフとノルニルも軍勢に含まれる。

脚注

不死の霊薬

ガルダ

ガルダगरुड, Garuḍa)は、インド神話に登場する炎の様に光り輝き熱を発する神鳥。ガルダはサンスクリットやヒンディー語による名称で、パーリ語ではガルラGaruḷa)、英語やインドネシア語などではガルーダという。カシュヤパとヴィナターの息子で、ヴィシュヌのヴァーハナ(神の乗り物)である。

その一族はインド神話において人々に恐れられる蛇・竜のたぐい(ナーガ族)と敵対関係にあり、それらを退治する聖鳥として崇拝されている。これは、インドにおいて猛禽類や孔雀は蛇を食べると解釈されていたことによる。単に鷲の姿で描かれたり、人間に翼が生えた姿で描かれたりもするが、基本的には人間の胴体と鷲の頭部・嘴・翼・爪を持つ、翼は赤く全身は黄金色に輝く巨大な鳥として描かれる。

ガルダとアムリタ(amṛta)

アムリタ(amṛta), 甘露は、インド神話に登場する神秘的な飲料の名で、飲む者に不死を与えるとされる。乳海攪拌によって醸造され、神々によって厳重に保管された。

ガルダはナーガたちの奴隷だった母親を助け出すために、天界にある乳海攪拌から生まれた不死の聖水アムリタを神々から力ずくで奪ってくるとナーガたちに約束した。

ガルダは天上に乗り込むと、守備を固めて待ち受けていた神々を次々に払いのけ、アムリタを奪い飛び去った。

ヴィシュヌはガルダの勇気と力に感動したため、アムリタを用いなくてもガルダを不死とする、と告げた。ガルダはそれを受けてヴィシュヌのヴァーハナとなることを誓った。インドラはガルダと戦って敵わなかったので、ガルダに永遠の友情の誓いを申し込んだ。ガルダはナーガたちを食料とするという約束を神々と交わした。

約束を守るために、一旦ガルダはアムリタをナーガたちの元へ持ち帰った。しかし、ナーガたちが飲む前に、インドラがアムリタを取り返してしまった(『マハーバーラタ』第1巻14~30章[33])。

アルナ(Aruna)・半分男と両性具有

ガルダには双子の兄がおり、それがアルナ(Aruna、暁光)である。彼らの母親ヴィナター(Vinata)は2個の卵を生んだ。卵がなかなか孵らなかったので、ヴィナターは恥ずかしさのあまり卵の1つを割った。すると、上半身しかない子供が出てきた。卵を早く割ったために下半身がまだ作られていなかったのである。この息子は暁の神アルナであるが、母親に対して怒り、500年の間、競った相手の奴隷になるという呪いをかけた。

アルナ(Sanskrit: अरुण; IAST: Aruṇa)は、ヒンドゥー教におけるスーリヤ(太陽神)の戦車の御者である[34]。朝日の赤々とした輝きを擬人化した存在である[35]

また、『ラーマーヤナ』に関連するインドの民話によく登場する伝説として、アルナがアルニ(Aruni)という女性になって、天女たちの集まりに入り、そこでは天の王インドラ以外の男は許されなかったというものがある。インドラはアルニと恋に落ち、彼女との間にヴァリという男の子をもうけた。翌日、スーリヤの求めに応じてアルニは再び女性の姿になり、スーリヤは息子スグリーバをもうけた。二人の子供はアハリヤに与えられて育てられたが、夫の聖者ゴータマは二人を嫌って猿に変えて呪ってしまった[36]

参考文献

ズー

トゥプシマティ(Tupsimati)

関連するもの

トートとナブー:書記の神・月と関連する神

ヘルメースとヘルマ

モイラ・運命と秩序の女神

ガルダ

ガルダとアムリタ(amṛta)

アルナ(Aruna)・半分男と両性具有

参照

  1. Not, as frequently misquoted in general works, the Tablets of Destiny.
  2. http://etcsl.orinst.ox.ac.uk/cgi-bin/etcsl.cgi?text=c.1.6.3&display=Crit&charenc=gcirc&lineid=c163.B.1#c163.B.1, The Electronic Text Corpus of Sumerian Literature, etcsl.orinst.ox.ac.uk, access-date=2017-08-28
  3. http://etcsl.orinst.ox.ac.uk/cgi-bin/etcsl.cgi?text=t.1.6.3# , Oxford.
  4. シュメール語はシュメール地方の都市文明を担った人々が使用していた言語である。前3500年頃 - 前3100年頃。
  5. Leick, Dr Gwendolyn, A Dictionary of Ancient Near Eastern Mythology, date=2002, Routledge, isbn=9781134641024, page=127, https://books.google.com/books?id=_pqEAgAAQBAJ&pg=PA123, =March 7, 2019, en
  6. 『オリエントの神話』36-38頁
  7. 『世界神話辞典』50-51頁(シンの項)。
  8. url=http://www.mythencyclopedia.com/Mi-Ni/Nabu.html , Nabu - Myth Encyclopedia - mythology, god, ancient, children , publisher=Mythencyclopedia.com , 2010-12-24
  9. マイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル『ギリシア・ローマ神話事典』566頁。
  10. 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』290頁。
  11. Nordisk familjebokDis(1907年)の記事による。
  12. 12.0 12.1 12.2 12.3 12.4 12.5 12.6 12.7 12.8 12.9 Nordisk familjebok(1913年)のNornorの記事による。
  13. 巫女の予言』に登場する3人の巨人女性がノルニルの3柱であるという解釈は一般的である。しかしシーグルズル・ノルダルは、『巫女の予言 エッダ詩校訂本』(東海大学出版会、1993年)145-147頁において、ミュレンホフが3人の巨人女性をノルニルと理解したことに反対するオールセンに同意している。オールセンは「巨人」「手強い」といった単語が軽蔑的な語であることから、人々のノルンへの概念に適合しないと指摘した。ノルダルは、神々より古くからおり力もあるノルン=運命とは永遠に存在しているものであり、突然現れるものではないと考え、また、ノルンが登場することで神々が黄金に不足し始めるという理解は不条理であると主張する。ノルダルは、3人の巨人女性とはノルンではなく、破壊のために神々の元へ送り込まれた美しいが狡猾な巨人女性たちだと推測し、その候補としてスカジと、彼女との結婚のためにフレイが剣を失うこととなったゲルズを挙げている。彼女たちの要求によって神々は貪欲となり自分たちの財産で満足ができなくなり、グルヴェイグの殺害に至ってしまう。さらに、このグルヴェイグを呼び込んだのも、ヘイズという女性の魔法で淫らな喜びに浸ったのも、3人の巨人女性であったとノルダルは考えている。
  14. en:Norn2008-01-04 01:38 UTC の版に掲載された、北欧ルーネ文書データベース(en)によって提供された「ルーン文字銘 N 351 M」の英訳の翻訳。
  15. Arthur Gilchrist BrodeurによるSkáldskaparmálの翻訳、1916年、Northvegr掲載。
  16. 16.0 16.1 16.2 en:Norn2008-01-04 01:38 UTC の版に掲載されたGylfaginningArthur Gilchrist Brodeurによる英訳、1916年、Sacred Textsより)の翻訳。
  17. ベロウズのコメンタリーを参照。
  18. Fáfnismál 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  19. 19.0 19.1 Völuspá 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  20. ベロウズのコメンタリーを参照。
  21. Vafþrúðnismál 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  22. Helgakviða Hundingsbana I 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  23. 『エッダ 古代北欧歌謡集』(谷口幸男訳、新潮社)108頁の註釈による。
  24. Völsungakviða in forna テンプレート:Webarchive 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版
  25. Reginsmálテンプレート:リンク切れ 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  26. Sigurðarkviða in skamma 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  27. ノルウェーの«Norrøne Tekster og Kvad»、Guðrúnarkviða in forna
  28. 『エッダ 古代北欧歌謡集』(谷口幸男訳、新潮社)では第38節目となっている。
  29. Guðrúnarhvöt 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  30. Hamðismál 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  31. Sigrdrífumál 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  32. Hlöðskviða 標準化された綴りによるテキストのGuðni Jónssonの版。
  33. 「マハーバーラタ」の成立年代は一般に、紀元前4世紀頃から紀元後4世紀頃とされている。
  34. Roshen Dalal, Hinduism: An Alphabetical Guide, url=https://books.google.com/books?id=DH0vmD8ghdMC, 2010, Penguin Books, isbn=978-0-14-341421-6, pages=39–40
  35. अरुण aruṇa: reddish-brown, tawny, red, ruddy (the colour of the morning as opposed to the darkness of night). Sanskrit-English Dictionary by Monier-Williams, Monier Williams (1899)
  36. Freeman, 2001, pp=201–4