アーサー王の名との関連は疑問が残るが、現在の知識では完全に否定することもできない。フランスの作家[[ジャン・マルカレ]](1928年~2008年)の推測である、<ref>ジャン・マルカレ『Le Roi Arthur et la societe celtique』 Payot、パリ 1976、147 ページ</ref> キリスト教徒(!)である「アーサーは、ケルト人にとって間違いなく神とみなされていた」という説は、現代のケルト学では疑問視されている<ref name="HB" />。
== 私的解説 ==
民間伝承の「英雄」とは、何らかの神の地位が低下して民間伝承化したものと考えるので、アーサー王も例外ではないと思う。ただし、ケルト世界で神だったものが民間伝承化したのか、余所ですでに神としての地位を失って民間伝承化したものがケルト世界に持ち込まれたのかは、また別の話である。おそらく、アーサー王の起源は、近在ではブリテン発であり、イラン神話のアータルではないか、と思う。「アーサー対モルドレット」のモデルとなる神話は古くからあり、それが民間伝承化し、更に文芸化したものが「アーサー王伝説群」なのではないだろうか。アルタイオスの起源もアータルに求められるのであれば、アルタイオスとアーサー王は「同起源」であると言えるかもしれないと考える。
== 関連項目 ==