「'''赤い鬣(たてがみ)のマッハ'''(Macha Mong Ruad)」または「'''赤毛のマッハ'''(Macha Dearg)」と呼ばれることもある<ref name="K" />。
馬、戦い、豊饒、および主権を司ると言われる<ref>『ケルト神話』141頁。</ref>。赤い髪に真っ赤なドレスとマントに身を包み、赤い一本足の馬に引かせた戦車で戦場を駆け巡り<ref name="K" />、戦士達を戦闘の狂気の渦へ導くとされている<ref name="KT">『虚空の神々』169頁。</ref>。[[モリガン]]が魔法の他に槍を用いて戦うのに対し、マッハは常に魔法のみを用いて戦う<ref name="SS" />。戦死者の首を食べるとされ、敵の首を門に飾るケルトの風習は「ヴァハの木の実の餌」と呼ばれ、彼女への供物だといわれている。'''戦死者の首を食べる'''とされ、敵の首を門に飾るケルトの風習は「'''ヴァハの木の実の餌'''」と呼ばれ、彼女への供物だといわれている<ref name="SK" /><ref>『ケルト』66頁。</ref>。
神話ではデルバイス(Delbáeth)神と女神エルンワス(Ernmas)の間の娘で<ref>『ケルト神話』348頁。</ref>、[[モリガン]]、[[バズヴ]]とは三姉妹だとされている<ref name="KS" />。フィル・ヴォルグ族との戦いでは魔法を駆使して[[トゥアハ・デ・ダナーン]]の勝利に貢献したが<ref name="KT" />、[[フォモール族]]との戦いで[[バロール]]に[[ヌアザ]]と共に殺された。マッハは何度も転生を繰り返し、ネヴェズ族の族長の妻やミレ族の王女、クルンヌッフ(Cruinniuc)(クルンチュー)の妻たる妖精となって度々神話に登場している<ref name="K" />。