=== ウズベキスタン ===
* '''[http://bellis.sakura.ne.jp/k/tegalog.cgi?postid=122 西瓜の種]''':ウズベキスタンの民話。助けたコウノトリが魔法の「西瓜の種」をもたらして報恩した、という民話。貧しい百姓が怪我をしたコウノトリを助けたところ、コウノトリは(お礼に)西瓜の種を三粒持ってきてくれた。その種から生えて育った西瓜には中身に金貨がぎっしり詰まっており、百姓はおかげで裕福になった。それをうらやましく思った近所の金持ちは、コウノトリをわざと殴って怪我をさせて治療した。コウノトリは金持ちにも西瓜の種を持ってきてくれたが、その種から生えて育った西瓜の中からは大量の毒蜂が飛び出してきて、金持ちやその親戚を刺して復讐した。「花咲かじいさん」のような報恩譚である。:ウズベキスタンの民話。助けたコウノトリが魔法の「西瓜の種」をもたらして報恩した、という民話。貧しい百姓が怪我をしたコウノトリを助けたところ、コウノトリは(お礼に)西瓜の種を三粒持ってきてくれた。その種から生えて育った西瓜には中身に金貨がぎっしり詰まっており、百姓はおかげで裕福になった。それをうらやましく思った近所の金持ちは、コウノトリをわざと殴って怪我をさせて治療した。コウノトリは金持ちにも西瓜の種を持ってきてくれたが、その種から生えて育った西瓜の中からは大量の毒蜂が飛び出してきて、金持ちやその親戚を刺して復讐した。 ==== 私的解説 ====コウノトリは太陽女神の化身であり、「女神を殺して西瓜の種を得る」、その後「西瓜の種を金貨などに変える」という話が本来あったと思われる。いわゆる「[[ハイヌウェレ]]型神話」である。これは* 太陽女神を殺して月女神に変える。* 月女神を殺して穀物に変える。という二段階の化生神話が元にあり、その変形版である。「西瓜の種」は太陽女神の化身とも考えられるし、「月女神の化身」とも解釈できる。その「西瓜の種」から育った西瓜を殺して、更に金貨などに変えているのだ。ただし、名にも悪いことをしていない神を殺して再生させては、また殺して利用し尽くすような神話はあまりにも残虐かつ非道なので、そう思った人々が、「良い行いをしたものには良い報いを」、「悪い行いをしたものには悪い報いを」という話に書き換えてしまったのだと考える。女神を殺したら、逆に蜂に化生して復讐した、というのは、むしろその方が道理にかなっていると思う人も多かったのだろう。
== 分類 ==